9月10日の米国株式市場は反落した。上院は共和党が提出した5,000億ドル(約53兆円)規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案について、採決に向けた動議を否決した。11月の大統領選前の成立は困難という見方も意識された。
NYダウ工業平均は前日比405.89ドル安(1.45%安)の27,534.58ドル。ナスダック総合指数は前日比221.97ポイント安(1.99%安)の10,919.59。S&P500指数は前日比59.77ポイント安(1.76%安)の3,339.19。
NYダウ採用銘柄はアップルやマイクロソフト、ユナイテッドヘルス、シェブロン、ウォルマートなどが売られ、値下がりを免れたのはマクドナルドのみ。
ナスダックでは半導体のエヌビディアやフィットネス関連機器のペロトン・インタラクティブが売られ、ゴールドマン・サックスが出資したことで8日に急騰した電気トラックメーカーのニコラは続落となった。