9月17日の米国株式市場でNYダウは続落。
9月のミシガン大学消費者信頼感指数は71.0となり、8月の70.3から小幅に上昇したが、市場予想の72.0には届かなかった。
家庭用の大型耐久財や住宅、自動車に対する購買意欲はいずれも数十年ぶりの低さとなり、価格が高いとの不満が原因だという。
クレジットカードのビザが売られ、バイデン政権が富裕層に対する増税を計画していることからゴールドマン・サックスも安い。
ファイザーは、食品医薬品局(FDA)に助言する諮問委員会が、ファイザー・ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンについて、16歳以上を対象とした3度目の接種承認を勧告しないことを決めたため売られた。
ナスダックは反落。アップルやモデルナ、フェイスブックが売られた。
NYダウ工業平均は前日比166ドル(0.48%)安の34,584ドル。ナスダック総合指数は前日比137ポイント(0.91%)安の15,043。S&P500指数は前日比40ポイント(0.91%)安の4,432。
NYダウ採用銘柄はダウケミカル、キャタピラー、アップルなどが売られ、アムジェンやユナイテッドヘルス、アメリカン・エキスプレスなどは買われた。上昇は6銘柄、下落は23銘柄。