9月21日に急落した反動で押し目買いが入り、22日の米国株式市場ではNYダウが4日ぶりに、ナスダックは5日ぶりに反発した。
新型コロナウイルスの感染拡大でフランスとスペインの株価は22日も下落となったが、米国ではWeb会議システムのズームビデオが続伸となり、巣ごもり需要で恩恵を受けるネット通販のアマゾも買われた。フェイスブックやマイクロソフトなどのIT関連も高い。
一方、欧米の大手金融機関が巨額のマネーロンダリングに利用されていた疑いで、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースは続落となった。
NYダウ工業平均は前日比140.48ドル高(0.52%高)の27,288.18ドル。ナスダック総合指数は前日比184.84ポイント高(1.71%高)の10,963.64。S&P500指数は前日比34.51ポイント高(1.05%高)の3,315.57。
NYダウ採用銘柄はナイキ、マイクロソフト、アムジェンなどが買われ、ユナイテッドヘルス、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどは続落となった。指数を構成する30銘柄中、上昇は20銘柄、下落は9銘柄。