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コラム2022年4月21日

【本日のマーケット】4月21日(木)

4月21(木)のマーケット                                                                   

4月20日の米国株式市場でNYダウは続伸。IBMとP&Gは決算が好感され買われた。一方、ネットフリックスの1~3月期の契約者数減少で、動画配信を行っているディズニーは連想で売られた。NYダウは249ドル(0.71%)高の35,160ドル。ナスダックではネットフリックスが急落し、メタ・プラットフォームズも安い。また、テスラやエヌビディア、ペイパルも売られた。対して、ASMLとシスコシステムズは上昇。NASDAQ総合指数は前日比166ポイント(1.22%)安の13,453ポイント。S&P500指数は前日比2ポイント(0.06%)安の4,459。

日経平均は大幅に3日続伸となった。プライム市場では蘭ASMLの受注好調と生産能力増強計画を受けて、レーザーテックなどの半導体関連が高い。川崎汽船が反発し、決算発表前の日本電産には先回り買い。P&Gの好決算で花王に連想買い。HISはホテル新設計画を好感。LIXILはトイレ、キッチンに続き、住宅用屋根の値上げも発表し採算改善が期待された。一方、キヤノンは業績上方観測報道だが、為替変動と比較する小幅という見方で下落。保険と鉄鋼、商社が安い。

スタンダード市場では、サイバーステップはオンラインクレーンゲーム運営会社を子会社化でストップ高。改質リグニン関連のマナックケミカルは3日連続ストップ高。DiDiFood撤退で出前館上昇。Eインフィニティは利食い売りで反落。セリアはUBSの格下げでさえず。

グロース市場では、ワンプラやグローバルウェイ、サークレイス、セカンドサイトが大幅安。一方、Birdmanとセルソースは大幅続伸。貸会議室のTKPは10日続伸。レナサイエンスはインスリン投与量AI予測が医工連携イノベーション推進事業に採択でストップ高。

チャート上では、寄付き安値の陽線となり、25日移動平均線(2万7,371円)を回復。昨日から、一目均衡表の雲抜けを達成しており、パラボリックも陽転。地合い好転となり、強い基調が感じられる。

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ドル円相場が分水嶺に
日本証券新聞4月22日(木)紙面1面TOP記事掲載

円高? 円安? 為替連動習性銘柄で対処

21日の日経平均は3月25日(9連騰)以来となる3日続伸で、5日以来の戻り高値となった。

前夜の米国株は“ネットフリックスショック”から「グロース株安・バリュー株高」の様相を呈したものの、東京市場は半導体関連などグロース系が上昇を牽引する格好となった。米市場引け後のテスラ好決算発表や、米国長期金利の反落が背景だ。なお、米10年債利回りが2.95%台からいったん急降下する一方、昨日1ドル=129円台半ばまで進んだドル円も円高方向に転じている。

日銀の21~26日「連続指し値オペ」実施にも関わらずの円安一服。大和証券の木野内栄治氏は21日付レポートで、「円安は一巡と思う。日本では円安要因が出尽くした感がある」として、ガソリンのトリガー条項先送りなどを挙げ、米国要因でも、中古住宅販売減少や家賃相場の上昇率鈍化を指摘していた。

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今日の市況概況
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4月21日(木)☆[概況/大引け]

3日続伸。ASMLの発表を受けて半導体関連が上昇。海運が再び買われた

大引けの日経平均は335円高の2万7,553円、TOPIXは12ポイント高の1,928ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,243、下落銘柄数は528。出来高は10億2,912万株、売買代金は2兆5,187億円。
日経平均は3日続伸。
オランダの半導体露光装置メーカーのASMLの受注好調と生産能力増強計画を受けて、レーザーテックなどの半導体関連が買われた。

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