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コラム2022年5月18日

【本日のマーケット】5月18日(水)

5月18(水)のマーケット                                                                   

5月17日の米国株式市場でNYダウは3日続伸。4月の小売売上高が前月比0.9%増となり、市場予想の1.1%増は下回ったものの、変動が大きい自動車と自動車部品を除くコア指数では前月比0.6%増と予想の0.4%増を上回ったため、インフレ率が高い中でも消費は堅調と受け止められた。ウォルマートは第1四半期の純利益が前年同期比25%減で、通期の1株利益予想を下方修正したことで売られたが、ホームデポやビザなどの消費関連が買われた。長期金利の上昇で金融株も高い。NYダウは前日比431ドル(1.34%)高の32,654ドル。ナスダックは大幅反発。テスラが反発し、AMDなどの半導体関連が高い。NASDAQ総合指数は前日比321ポイント(2.76%)高の11,984ポイント。S&P500指数は前日比80ポイント(2.02%)高の4,088。

日経平均は4日続伸。朝方は一時2万7000円を回復。プライム市場では、東京エレクや任天堂、ソニーGが高く、ルネサスはパワー半導体増産投資を好感。日医工は2日連続ストップ高。ウクライナ危機による食料価格高騰によるマネー流入で日本農薬が高い。森永乳業はビフィズス菌が中国の「新食品原料」に登録されたことで高い。愛知県中部の給水停止警戒でトヨタはもみ合い。フェイスやダイセキが売られ、ニチアスやコムシスが年初来安値を更新した。

スタンダード市場では、Abalanceとsantecが大幅続伸。田中化研はリバウンド狙いの買いで続伸。REMIXは急反落。ホスピス運営のアンビスが急落。昨年の上場維持基準計画書で流通株式比率を達成するために、事業法人に売却要請すると記していた事が関係か。

グロース市場では、シリコンスタジオは米エヌビディア社の団体に参画すると発表しストップ高。セキュアはブロードバンドタワーとデータセンター向けセキュリティソリューションを共同展開すると発表し、ストップ高。クリアルが大幅高。一方、Birdmanが売られた。

チャート上では、上下にヒゲを伴う陽線。25日移動平均線(2万6,730円)、75日移動平均線(2万6,823円)を上回った。4月26日以来のパラボリック陽転も示現。

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中小型株“復活の日”に向けて 優れたビジネスモデル、現場の活気、そして…
日本証券新聞5月19日(木)紙面1面TOP記事掲載

「ひふみ投信の新運用責任者」 レオス・キャピタルワークス 佐々木靖人シニア・ファンドマネージャーに聞く

「ひふみ投信」と言えば、中小型株運用の代名詞的存在だが、昨年来のグロース株波乱で逆風環境下に置かれている。レオス・キャピタルワークスは4月に運用体制を刷新。圧倒的知名度を持つ“カリスマ”藤野英人会長兼社長兼CIO(最高投資責任者)から、ひふみ投信マザーファンドの運用責任者を引き継いだのが、佐々木靖人シニア・ファンドマネージャー(写真)だ。米国の大学卒業後、コンサルティング会社を経て、2009年入社。ヘッジファンドに転職して3年後に出戻るなど異色の経歴を持つ佐々木氏に話を聞いた。

――前任の藤野氏とはどう差別化を計るのか。

「まず、藤野は政治動向の分析に非常に長けており、その辺は今後も学んでいきたい。一方で、私に優位性のある領域としては、取材件数の多さ、テクノロジー分野への理解、自動車セクターの知識などが挙げられる」

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今日の市況概況
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5月18日(水)☆[概況/大引け]

日経平均は4日続伸。東京エレク、任天堂、ソニーG、ルネサスが高い

大引けの日経平均は251円高の2万6,911円、TOPIXは17ポイント高の1,884ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,137、下落銘柄数は647。出来高は12億6,716万株、売買代金は2兆9,698億円。
日経平均は4日続伸となり、朝方は一時2万7,000円を回復した。

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