9月25日(金)のマーケット
9月24日のNYダウは3日続落。ナスダックはもみ合い。金利上昇が重し。オラクルが下落。米国のニューメキシコ州で建設中の巨大データセンターで、開発を担う業者に対して、2028年に予定されている稼働開始が実現しなかった場合に支払いを先送りする「不可抗力条項」適用を通知したと報じられた。メタ・プラットフォームズはAIエージェント「ミューズ」への期待で続伸。NYダウは前日比161ドル(0.31%)安の51,349ドル。NASDAQ総合指数は前日比3ポイント(0.04%)高の26,939、S&P500指数は前日比1ポイント(0.02%)安の7,704。
日経平均は5日続伸。米国でAIインフラ投資は年平均GDP比約3.6%と推計され、19世紀末の鉄道建設ブームの2.2%よりも大きいと伝わり、東証では半導体関連が高い。米国債安を受け、日本の長期金利が一時3.115%に上昇したため、銀行株が買われ、出遅れ地銀の上げが目立つ。米オラクルがデータセンターの稼働開始遅延の場合、開発業者への支払いを先送りする「不可抗力条項」を通知し、参画のSBGも安い。清水建は転換社債発行で下落。
スタンダード市場では、直近新規公開株のakippaが大幅続伸。岡本硝子はAIデータセンター向けガラス偏光子の設備投資計画を増額したことで買われた。OBARAはSMBC日興証券が新規「1」と発表し大幅高。ヴィッツは反落。YEデジタルは続落。
グロース市場では、ティアフォーが反落。Vチューバー事務所運営のカバーは上期予想を上方修正したが、通期予想を据え置いたため大幅安となった。一方、データセクションは大口受注の効果が継続。GMOコマースはグループ再編で買われた。
日足チャート上では、寄付きが安値となる陽線。徐々に上値を伸ばし、本日の高値圏で週末を迎えた。25日移動平均線を上方に放れており、今後サポートラインとなるかが注目される。次は75日移動平均線(6万6611円)がターゲットとなる。週足では2週連続の陽線。13週移動平均線(6万6044円)上に浮上し、来週以降の動きに期待がかかるところ。週足で13週移動平均線の上に位置するのは8月14日以来のこととなる。
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★☆★ 《特別寄稿》鈴木一之 スズカズ・アイ ★☆★
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鈴木一之です。先週の「中央銀行ウィーク」はなんとか無難に通過しました。日米そろって政策金利が引き上げられました。
それでも市場金利の上昇は止まりません。株式市場には少なからぬ影響が出てくることが心配されますが、景気の動向は日米ともにしっかりした動きが確認されています。
日本のシルバーウィークの期間中に米国市場ではナスダックが最高値を更新しました。新たな動きが始まっているととらえられます。
株式市場はすぐに上値を追うにはむずかしい位置にいると見られますが、個別銘柄への物色意欲はかなり強いものが感じられ、それがマーケットの次なる牽引役になるものと期待されます。
来週から10月相場に入ります。企業からの決算発表を待って新たな局面が始まりそうな予感が漂っています。
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注目記事 Pick up
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【長期金利 どこまで上がる? 銀行株に資金戻る 地銀が強調】
日本証券新聞 9月28日(月)紙面1面TOP記事掲載
中銀のインフレ警戒強まる
25日の東京市場では引き続きAI関連が買われ日経平均株価が大幅続伸、その一方で長期金利の上昇を受け銀行株に資金が向かい、TOPIXも反発した。業種別では大手銀、地銀の一斉高を受け銀行業がトップ、東京エレクトロン(8035・P)、アドバンテスト(6857・P)、イビデン(4062・P)などの上昇で電気機器が2位。
この日の主役は地銀で、20社超が上場来高を更新した。前日に続き、日米両市場で長期金利が上昇した。24日の米国ではNY連銀のウィリアムズ総裁が、年末までに追加利上げを見込むことは合理的である旨の発言を行ったほか、フィラデルフィア連銀ポールソン総裁が「緩やかな金融引き締めが正当化されるだろう」などと述べた。このほかクリーブランド連銀総裁からはインフレの上振れリスクに関する発言が出た。米FRB(連邦準備制度理事会)高官から相次いでインフレ警戒や追加利上げの可能性を示す発言があったことから、長期金利は一時5.22%と2007年6月以来19年ぶりの水準に。
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今日の市況概況
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9月25日(金)☆[概況/大引け] 
850円高。上昇率上位は地銀が席巻
大引けの日経平均は850円高の6万6,364円、TOPIXは53ポイント高の4,128ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,119、下落銘柄数は382。出来高は21億4,920万株、売買代金は7兆8,008億円。
日経平均は5日続伸。
米国債安を受け、日本の長期金利が一時3.115%に上昇したため、銀行株が買われ、メガバンクに対して出遅れ感のある地銀の上げが目立った。33FG(7322)や筑波銀行、東邦銀行、あいちFG、山形銀行などが大幅高。
9月28日が9月末の権利付き最終日なので、配当の権利取りの動きも寄与した様子。
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