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IPO2021年3月18日

新規上場紹介 アイスコ 4月8日 JASDAQ アイスクリーム卸販売およびスーパーマーケット事業

アイスコ(7698)が4月8日、JASDAQに新規上場する。

アイスクリームや冷凍食品の卸売業を行うフローズン事業と、食品スーパーを運営するスーパーマーケット事業を手掛けている。

フローズン事業はドラッグストアなどの小売店向けに、アイスクリーム、冷凍食品の卸売を行っている。ドラッグストアなどバックヤードに冷凍庫がない店舗では製品が溶けてしまうため、配送後すぐに売り場の冷凍ケースに陳列しなければならない。同社はアイスクリームなどの専門卸問屋として、バックヤードに製品を置くだけの「ドロップ納品」ではなく、売り場に直接納品する「フルメンテナンスサービス」を行うことで、小売業の人手不足や商品陳列の負担を解消している。小売店に代わって同社社員が需要を予測した上で発注するといったサービスも提供している。

主要な取引先は赤城乳業、江崎グリコ、オハヨー乳業、森永乳業、味の素冷凍食品、ニチレイフーズなど。仕分け作業の生産性や精度向上が図れる「DAS(Digital Assort System)」、効率的なルート作成が可能な「配車計画システム」を導入するなどIT化の取り組みにも積極的だ。

スーパーマーケット事業は、神奈川県を中心に「スーパー生鮮館TAIGA」を8店舗、テナントとして2店舗を展開している。青果、鮮魚、精肉などに注力することで、大手スーパーとの差別化を図っている。担当バイヤーが早朝に市場で買い付けて、その日のうちに販売するなど鮮度にこだわっている。業態の垣根を越えた競合店が増えて競争が激化する中、強みである「生鮮3品」で品質や品揃えの充実を図っている。

2021年3月期業績は、売上高402億3,100万円(前期比9.5%増)、経常利益7億6,400万円(同3.6倍)を見込む。一方、22年3月期は売上高419億8,300万円(21年3月期の予想に比べて4.4%増)、経常利益5億3,900万円(同29.4%減)と増収減益を予想。21年3月期にスーパーマーケット事業で「巣ごもり消費」の内食需要が拡大した反動が出ると想定している。

概要

●事業内容=アイスクリーム・冷凍食品卸販売を行うフローズン事業および生鮮食品スーパーの展開を行うスーパーマーケット事業の運営
●本社=横浜市泉区新橋町1212番地
●代表者=相原貴久代表取締役社長
●設立=1952年5月
●上場前資本金=7,500万円
●発行済み株式数=182万2,500株(上場時)
●筆頭株主=KANコーポレーション(上場前38.7%)
●公募株式数=21万7,500株
●売出株式数=31万5,500株(ほかにオーバーアロットメントによる売出が7万9,900株)
●仮条件=3月19日に決定
●ブックビル期間=3月23日から29日まで
●引受証券=野村(主幹事)、SMBC日興、SBI、楽天、マネックス

業績推移(単体)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2019.3 35,214 419 139.07 16.66
2020.3 36,728 212 90.00 16.66
2021.3(予) 40,231 764 302.53
※単位100万円、1株利益は円

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