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IPO2021年6月1日

新規上場紹介 アイドマ・ホールディングス 6月23日 マザーズ 企業の業務を支援して生産性向上

アイドマ・ホールディングス(7373)が6月23日、マザースに新規上場する。

顧客における外部リソースの有効活用と生産性向上を目的として中小企業向けの営業支援を主としたワーク・イノベーション事業を行っている。

営業を主とした業務支援によって顧客の生産性を向上させるだけでなく、人材不足に悩む中小企業に対して、潜在的に働ける方を新たな働き手としてつなげ、外部活用を促す就労支援も行っている。

ワーク・イノベーション事業は、営業支援サービスである「セールス・プラットフォーム事業」、人材支援サービスである「ママワークス事業」および業務支援サービスである「meet in事業」の3つのサービスで構成している。

「セールス・プラットフォーム事業」は、同社グループの事業活動を通じて得られた営業に関するデータベースおよび独自に開発した営業支援システム(Sales Crowd)を活用し、主に法人向けビジネスを営む顧客企業の持つ商材やサービスに応じたテストマーケティングの実行支援を行っている。

「ママワークス事業」は、在宅ワークに特化した求人サイト。登録会員数は2021年3月時点で26万人を超えている、企業にとって在宅ワーカーを活用するメリットは、子育て世代の優秀なキャリアを持つ人材を活用できること、企業にとって必要なタイミングに最適な期間で業務の委託ができ、固定費の軽減を図ることが可能となるなどが挙げられる。

「meet in事業」はこれまで直接的に会って行われていた商談・面接をオンラインで行うことで時間やコスト削減につながる。顧客の業務の効率を最大化するために、同社グループが独自に開発したオンラインコミュニケーションインフラが「meet in」。「meet in」は18年11月にサービス開始から21年3月末時点で3,400社を超える企業が導入している。(KA)

概要

●事業内容=①法人向けに営業戦略の立案、実行、検証、改善提案までワンストップで提供する営業支援②営業DXツールの開発・活用支援③クラウドワーカーに特化した就労支援サイトの運営④クラウドワーカーを活用した業務フローの構築・運用支援⑤クラウドワーカー活用支援ツールの開発・活用支援⑥オンラインコミュニケーションツールの開発・活用支援
●本社=東京都豊島区南池袋3-25-5
●代表者=三浦陽平代表取締役社長
●設立=2008年12月
●上場前資本金=4,905万円
●発行済み株式数=737万6,000株(上場時)
●筆頭株主=JPM(上場前44.71%)
●公募株式数=95万株
●売出株式数=42万株(ほかにオーバーアロットメントによる売出が20万5,500株)
●仮条件=6月3日に決定
●ブックビル期間=6月 7日から11日まで
●引受証券=みずほ(主幹事)、SBI、東洋、マネックス、極東、楽天、エース

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2019,8 1,294 119 18.17 0
2020,8 1,829 216 25.56 0
2021,8(予) 3,476 734 72.64 0
※単位100万円、1株利益は円

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