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IPO2021年12月7日

新規上場紹介 エクサウィザーズ 12月23日 マザーズ 独自端末で企業のAI・DX化を支援

エクサウィザーズ(4259)が12月23日、マザーズに新規上場する。

独自に開発したAIアルゴリズムと、各種業界に関する知見を組み合わせたサービスを、顧客や事業提携先に提供。個別企業のデジタル化やAI化を推進して産業・社会革新を図るAIプラットフォーム事業と、広範な顧客に業務プロセスに簡易に導入可能なAIソフトウエア提供するAIプロダクト事業を展開している。

主力のAIプラットフォーム事業は、独自開発した「exaBase」を活用して、企業の中長期的なAIやDX内製化を推進。デジタル人材の採用を始め、社内での発掘、育成、定着にいたるまでのDX人材・組織開発をワンストップで支援している。

現在、時価総額トップ100社の半数以上を含む500社超の企業にソリューションを提供。

開発したアルゴリズムは顧客の業務オペレーションや提供サービスに組み込み、それ以降は「exaBase」利用者から、毎月一定額のライセンス・フィーを徴収する。

AIプロダクト事業が提供するAIソフトは、顧客が自社で新規にAIアルゴリズムを設計・開発せずに、完成度の高いAIを業務で活用することを可能にした。広範な企業に対して、共通して提供できると判断したAIアルゴリズムは周辺機能を作り込むことでソフトウエア化し、AIプロダクトとして継続課金方式によって顧客に提供している。

2022年3月期の業績については、売上高47億3,800万円(前期比1.8倍)、経常損益は7,500万円の赤字(同4億5,100万円赤字)を見込む。(NA)

概要

●事業内容=AIを活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
●本社=東京都港区東新橋1-9-2
●代表者=石川洸代表取締役社長
●設立=2016年2月
●上場前資本金=1億円
●発行済み株式数=7,930万8,000株(上場時)
●筆頭株主=春田真(上場前 10.64%)
●公募株式数=400万株
●売出株式数=2,560万7,200株(ほかにオーバーアロットメントで280万株)
●仮条件=12月7日に決定
●ブックビル期間=12月8日から14日まで
●引受証券=SMBC日興、三菱UFJモルガン・スタンレー(共同主幹事)、大和、みずほ、SBI、楽天

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2020.3 2,063 ▼422 ▼6.49
2021.3 2,612 ▼451 ▼8.04
2022.3(予) 4,738 ▼75 ▼1.24
※単位100万円、1株利益は円、▼は赤字
※2020年3月期は単独決算

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