ライズ・コンサルティング・グループ(9168)が9月12日、グロースに新規上場する。

官民問わず様々な業界に、戦略策定、業務改革、IT導入、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援など幅広い領域における経営コンサルティング事業を展開している。

顧客に常駐して、顧客と専門知識を備えたコンサルティング一体となって課題解決に挑む「Hands-on」スタイル、日々変化する課題への臨機応変な対応のため、あえて明確なスコープを設定しない「Scopeless」が特徴。単なる報告書ではなく、課題解決のための実行支援を重視した「More than Reports」を掲げている。

そのためにもコンサルタント全員が各分野の専門知識と豊富な経験を持つ優秀なプロフェッショナル。提案から契約、サービス提供、品質管理を通じて仕組み化しており、高品質なコンサルティングサービスを実現していることが競合に対する強みになっている。

さらにコンサルタントは業界やサービス領域を超えてプロジェクトを経験。幅広い領域の知見を得られ、どのようなテーマのプロジェクトでも柔軟なアサインをすることが可能になる。その結果、高い稼働率や高付加価値化を実現していく。

国内のビジネスコンサルティング市場はDXの波で、今後も長期的な成長が期待される。短期的にはコンサルタント人員や平均単価、稼働率向上、外注売り上げの拡大で事業を推進。中長期的には事業の多角化や獲得可能な市場の拡大を図っていく。

2024年2月期の業績は、売上収益61億600万円(前期比28.3%増)、営業利益15億8,300万円(同15%増)を見込んでいる。(HS)

●事業内容=総合コンサルティング事業
●本社=東京都港区六本木1-6-1
●代表者=北村俊樹代表取締役社長
●設立=2020年11月
●上場前資本金=1億1,000万円
●発行済み株式数=2,439万6,910株(上場時)
●筆頭株主=Sunrise CapitalⅢ.L.P.(上場前42.53%)
●公募株式数=12万9,800株
●売出株式数=1,254万1,600株(ほかにオーバーアロットメントで 190万700株)
●仮条件=8月25日に決定
●ブックビル期間=8月28日から31日まで
●引受証券=野村(主幹事)、SBI、みずほ、大和、SMBC日興、松井、マネックス