TOP  NSJアップデート  IPO  新規上場紹介 GRCS 11月18日 マザーズ 企業リスク管理プロダクトの開発・販売
IPO2021年10月26日

新規上場紹介 GRCS 11月18日 マザーズ 企業リスク管理プロダクトの開発・販売

GRCS (9250)が11月18日、マザーズに新規上場する。

テクノロジーを活用して情報管理の効率化を図ることにより、ガバナンスのDX(デジタルトランスフォーメーション)化を通じて企業を複雑な外部環境リスクから守ることを目指している。

グローバル化による海外法規制の適用拡大、巧妙で執拗なサイバー攻撃、コロナ感染症拡大に伴うテレワークの普及など外部環境の変化にも関わらず、国内企業の多くはガバナンス強化やセキュリティ対策が十分に取れていない。実際、SNS(交流サイト)の普及で個人が企業不祥事の情報を拡散するなど、事業活動に大きな影響を及ぼす事例も出てきた。こうした各種リスクを抱える企業に対し、同社はコンサルタントによるソリューションを提供するほか、情報の集約によって全社横断的な管理や効率対応を可能にした。

事業はソリューション部門とプロダクト部門からなり、主力のソリューション部門はGRCソリューションとセキュリティソリューションに分類される。GRCとは、G:ガバナンス、R:リスク、C:コンプライアンスを指し、関連ツールの設計や構築など導入支援を行うことで、全社的リスク、外部委託先、プライバシー保護、セキュリティインシデントなどの情報管理を効率化する。売上高は導入支援としてある時点で計上されるケースと、サブスクリプション契約により継続的に計上されるものがある。セキュリティ領域は、サイバー攻撃や情報漏洩などから企業を守るため、ITセキュリティの構築などによって各種コンサルティングを行っている。情報漏洩が社会に与える影響や損害が以前より拡大する中、サイバー攻撃の手法も巧妙かつ高度化しており、新たなテクノロジーを有した海外プロダクトで支援を行っている。

一方、プロダクト部門では、自社開発あるいは他社のプロダクトによって、GRCに関わる運用課題の解決をはじめ、個人情報の管理やセキュリティ事故防止といったプロダクトを提供している。

2021年11月期業績は、売上高17億4,200万円(前期比21.7%増)、経常利益1億200万円(同4.6倍)を見込む。(NA)

概要

●事業内容=企業リスク管理プロダクトの開発・導入・販売、セキュリティ分野における各種コンサルティングおよびプロダクト導入・販売
●本社=東京都千代田区五番町1-9
●代表者=佐々木慈和代表取締役社長
●設立=2006年3月
●上場前資本金=5,000万円
●発行済み株式数=130万9,000株(上場時)
●筆頭株主=(株)Trojans(上場前35.49%)
●公募株式数=15万株
●売出株式数=17万6,000株(ほかにオーバーアロットメントによる売出が4万8,900株)
●仮条件=10月28日に決定
●ブックビル期間=11月1日から8日まで
●引受証券=野村(主幹事)、みずほ、SBI、あかつき、岩井コスモ、楽天

業績推移(単体)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2019.11 1,101 ▼70 ▼63.87 0
2020.11 1,431 22 40.03 0
2021.11(予) 1,742 102 123.94 0
※単位100万円、1株利益は円、▼は赤字

関連記事