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IPO2020年9月1日

新規上場紹介 I-ne 9月25日 マザーズ ヘアケア製品、美容家電などの開発・販売

I-ne(アイエヌイー、4933)が9月25日、マザーズに新規上場する。

ヘアケア製品、美容家電、化粧品および健康食品関連のブランドおよび製商品の開発、販売を行っている。グル―プは同社と連結子会社3社で構成しており、工場を持たないファブレス企業。

「ビューティーテック(美容とテクノロジーの融合)カンパニー」として、「スピード」「デジタルマーケティング」「クリエイティブ」を強みとして、独自の商品・ブランド開発モデルによって、積極的な新商品開発、マーケティング、市場開拓、海外展開および事業提携進めている。

国内事業は、同社が開発したブランド商品の国内の卸売業者を通じた小売店、量販店運営事業者への卸売販売、インターネットを活用した国内の一般消費者への直接販売を行っている。海外事業は、インターネットを活用した海外の一般消費者への直接販売のほか、海外のインターネット販売事業者、販売代理業者、美容専門店へ卸売販売を行っている。

ヘアケア製品の主力ブランドは「BOTANIST」で、「植物と共に生きる ボタニカルライフスタイル」がコンセプト。民間調査会社のインテージの調査(ドラッグストアカテゴリー)では、ヘアケアカテゴリーで第3位になっている。

「SALONIA」はヘアアイロンから始まった美容家電ブランド。「BEAUTY is simple 続けられるキレイを。」がブランドコンセプト。民間調査会社のGFKJapan社の調査(2019年)では全国有力家電量販店の販売実績で第1位。会社側では、両ブランドとも一定の認知度を得ていると判断している。

20年12月期の業績は、売上高231億5,100万円(前期比9.2%増)、経常利益13億700万円(同2倍)の予想。国内事業は下期にかけて一部のブランドで減少傾向を見込んでいるが、その他の既存商品の認知度拡大や新規商品の投入で、売上高220億3,400万円(同9.6%増)の見込み。海外事業は上期に新型コロナによる店舗の休店などの影響を受けたが、下期にかけては中国国内の輸送機能の回復傾向を背景にECモールでの販売を強化。売上高は11億1,700万円(同2.1%増)を想定している。

概要

●事業内容=ヘアケア製品、美容家電、化粧品および健康食品関連のファブレスメーカー
●本社=大阪市北区中之島6-1-21
●代表者=大西洋平代表取締役社長
●設立=2007年3月
●上場前資本金=4億7,500万円
●発行済み株式数=831万3,600株(上場時)
●筆頭株主=YBO(上場前52.82%)
●公募株式数=171万3,600株
●売出株式数=42万8,400株(ほかにオーバーアロットメントによる売出が32万1,300株)
●仮条件=9月7日に決定
●ブックビル期間=9月8日から14日まで
●引受証券=SMBC日興(主幹事)、SBI、みずほ、大和、楽天、三菱UFJモルガン・スタンレー、マネックス

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2018.12 20,571 273 12.55 80
2019.12 21,206 649 58.27 0
2020.12(予) 23,151 1,307 123.;63 0
※単位100万円、1株利益、配当は円

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