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IPO2020年7月8日

新規上場紹介 Sun Asterisk 7月31日 マザーズ 企業のDX、新規事業開発を支援

Sun Asterisk(サン アスタリスク・4053)が7月31日、マザーズに新規上場する。

あらゆる産業のデジタライゼーション(デジタルを活用した新たな事業創造)を促進し、新たな事業やプロダクトを共創するサービスを「デジタル・クリエイティブスタジオ事業」と命名して展開している。グループは、同社と多数の優秀なエンジニアを有するベトナムの現地法人、国内でプログラミング教育、IT人材の紹介・派遣を行うグルーヴ・ギア社の3社で構成している。

DXには、業務プロセスをデジタル化する「デジタイゼーション」と、ビジネスモデルそのものをデジタル化する「デジタライゼーション」に分類される。同社が位置するのは後者。

提供するサービスは2つに区分している。

「クリエイティブ&エンジニアリング」は、顧客企業の事業アイデア創出からプロダクト開発・プロダクトの継続的な成長をクリエイティブとエンジニアリング面で支援している。顧客との準委任契約もしくは請負契約により収益が発生。3カ月以上継続する準委任契約をストック型、3カ月未満の準委任契約および請負契約はフロー型と分類しており、2019年12月期ではストック型が約80%を占め、安定した収益モデルになっている。創業以来、300件を超えるスタートアップや新規事業の開発を支援してきた経験から、この価値創造型プロセスについて豊富な知見を蓄積している。

「タレントプラットフォーム」は顧客を人材の紹介面で支援する。グルーヴ・ギア社が運営するプログラミングスクールを通じ、エンジニア未経験者や転職希望のエンジニアを若手エンジニアに育成。このスクールの卒業生を顧客企業に紹介または派遣することで、顧客のIT人材不足に対応している。また、拠点のあるベトナムをはじめとしたアジア各国のトップ大学と連携して日本でエンジニアとして就職を希望する学生を集めた選抜コースを運営している。

2020年12月期の第1四半期(1~3月)は売上高14億700万円(前年同期比21.7%増)、経常利益3億300万円(同39.4%増)となった。「クリエイティブ&エンジニアリング」は、3月末の顧客数が75社と前年同期末に比べて14社増加。単価の向上が図れたことでビジネスは順調に拡大。この部門の売上高は11億2,000万円(同28.7%増)となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響は見られないことから第1四半期のトレンドが継続するとして、通期の売上高は40億600万円(前期比26.3%増)を見込んでいる。一方、「タレントプラットフォーム」はコロナの影響で企業の求人数が減少しており、通期の売上高は11億1,300万円(同18.0%減)を予想している。

通期の業績は売上高51億2,000万円(前期比13.0%増)、経常利益7億2,600万円(同49.4%増)を予想している。

概要

●事業内容=産業のデジタライザーションを推進するデジタル・クリエイティブスタジオ事業
●本社=東京都千代田区神田紺屋町15番地
●代表者=小林泰平代表取締役
●設立=2013年3月
●上場前資本金=8億550万円
●発行済み株式数=3,621万株(上場時)
●筆頭株主=平井誠人(上場前34.37%)
●公募株式数=205万株
●売出株式数=215万株(ほかにオーバーアロットメントによる売出が63万株)
●仮条件=7月13日に決定
●ブックビル期間=7月14日から20日まで
●引受証券=大和(主幹事)、SMBC日興、みずほ、SBI、楽天、マネックス、東海東京、岡三

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2018.12 2,218 325 9.02 0
2019.12 4,529 486 13.17 0
2020.12(予) 5,120 726 18.38 0
※単位100万円、1株利益は円

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