植物性の食材からなるプラントベースオムライス、「エバーエッグオムライス」なるものが、カゴメ(2811)とTWOの共同開発商品第一弾として都内6店舗にて10日より発売されると報道されました。

卵、チキンライス、牛肉をじっくり煮込んで作るデミグラスソース、調理工程を考えるだけで、クリアしなくてはならない動物性原材料が多く存在するオムライスを一体どうやって植物性食材で作るのか、興味津々で調べてみました。

卵はオムライス特有のふわとろ食感を出すためにあえて大豆を使わず、特許出願中の独自技術「野菜半熟化製法」を用いて100通り以上の組み合わせの中からニンジンと白いんげん豆を加工したプラントベースエッグ「Ever Egg」を開発し代替。大豆ミートを用いたチキンライスに、野菜のバランスを徹底的に調整し、色味、香ばしさのためにフライドオニオンを用いたデミグラスソースで、コンセプト通りの「洋食店の本格ふわとろオムライス」を完成させたとのこと。

これは卵アレルギーの子供を持つ友人に贈りたい、と調べていると、応援購入サービス「Makuake」(マクアケ、4479・東マ)にて冷凍商品として先行予約販売されているのを発見しました。開始4時間で目標金額100万円を達成、1日経過した現在約282万円を達成しているのを目にし、この人気はまずい…と案の定、早割20%OFF商品は受付完了(完売)。なんとか早割10%OFFの1セット(4食分)を購入することができました。

コレステロールゼロ・動物性原材料不配合とこれまでのオムライスの常識を覆したカゴメの「エバーエッグオムライス」。卵の代替品の市場規模は2028年におよそ7,300億円に達すると推定される中で、市場をけん引し未来のスタンダード食品となることができるのか、今後の共同開発商品とともに注目しています。