2015年から週刊少年マガジンで連載され、世界累計発行部数2,000万部を突破する人気漫画「炎炎ノ消防隊」が2月に大団円を迎え、17日に最終34巻が発売されました。内容は、何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物「焔(ほむら)ビト」となって、破壊の限りを尽くす「人体発火現象」。その炎の恐怖と焔ビトに立ち向かう特殊消防隊の活躍を描くバトル・ファンタジー。

17日読売新聞朝刊には全面広告が掲載され、23日からは新宿のデジタルサイネージを広告ジャック予定。さらに20年以来となる待望のアニメ化、第3期「炎炎ノ消防隊 参ノ章」の制作が決定、完結記念オンライン展覧会開催決定など、盛り上がりを見せています。かくいう私も一ファンとして、大好きなキャラクターの描かれた読売新聞の広告を入手すべく画策し、アニメに関してはなんとか最終話まで制作されますようにと切に願っています。

そんな中、注目を集めているのがモブキャストゲームス(モブキャストHD、3664・G)が開発を発表した完全新作オリジナルスマートフォン向けゲーム「炎炎ノ消防隊 炎舞ノ章」。公開されたのは、RPG、基本プレイ無料、炎炎と言えばのMrs. GREEN APPLEが新たにテーマソング「延々」を書き下ろしたという情報のみではあるものの、18日にゲームPVが配信されSNS(交流サイト)で早くも話題を集めています。

モブキャストHD籔代表取締役が「細野代表の『早期に潜在力のあるIPを目利きしプロデュースする』という強みを新戦略の一つとして取り組んだプロジェクト」と評する今回のゲーム開発は、モブキャストゲームスのビジョンである「世界70億人をワクワクさせる」ゲームとなり得るのか、追加情報とともに今後に注目しています。