今年の2月にセブン―イレブンの「谷川岳の天然水 ホット用」試験販売について書きましたが、それから1年を待たずして11月にホット専用のペットボトルウォーター「おいしい水 天然水 白湯」がアサヒ飲料(アサヒGHD、2502・P)から期間限定で全国販売されました。

白湯の飲用経験率は年々増加しており、2009年の11.8%から22年には61.0%と約5倍となり、女性だけでなく男性の飲用経験率も22年には54.4%と半数以上を占めるなど、昨今の白湯に対する認知・需要の拡大を受け、発売に至ったとのこと。

白湯は一般的に男女問わず健康を意識して朝の時間帯に多く飲用されており、忙しい時間帯に手間をかけることなくコンビニなどで購入できると、発売から約1カ月の販売状況が当初の計画の3倍以上と、かなり好調に推移しているそうです。

同時期に発売したアサヒ他商品と比べても、SNS(交流サイト)上だけで10倍程度の反響があり、想定を上回る出荷数となった「おいしい水 天然水 白湯」。実際コンビニでウォッチしてみると、年輩の方から幼児、中には明らかな二日酔いとみられる中年の男性など、まさに老若男女問わず商品を購入していました。

購入して飲用することが定着した「水」同様に、利益率の高い白湯も各メーカーしのぎを削り多種多様なラインアップが陳列する時代が来るのか、今後を占う今冬の「おいしい水 天然水 白湯」の売り上げに注目しています。