着々とハワイ渡航への準備を進め、そろそろ海外ローミングSIMかWi―Fiの手配をしなくては、と検索していると、私の利用しているahamo(NTTドコモ:NTT、9432・P)が追加料金不要で、海外82の国・地域でも、そのまま月間利用可能データ量20ギガバイトが利用できる、との情報にたどり着きました。しかも入国後データローミングをオンするだけで、SIMを挿し替える必要などもなく自動的に使えるようになるとのこと。

コロナ禍にキャリア変更をしたため、まったくチェックしていなかったのですが、このお得感は今の円安時にかなりありがたい。対応エリアは日本人の渡航先約95%のエリアをカバーしており、海外ローミングを利用してから15日経過後まで連続利用ができます。携帯電話番号による音声通話発信には料金がかかりますが、LINEなどのアプリを利用すれば無料での通話も可能。これは良い時代が来たと喜びをかみしめました。

実際ハワイに行っていた友人に確認したところ、ワイキキ周辺では、通信速度も通信エリアも全く問題無く、むしろ最近の国内での利用より快適で、現地AT&Tの回線の優秀さを実感。レストラン予約もタクシー配車もスマホアプリで行ったため通話は不要で、基本ホテルではホテルのWi―Fiを使っていたので、ギガ数的にはかなり余裕だった、と教えてくれました。

ahamoの海外データ通信サービスの恩恵を鑑みて、最近docomoの「つながらない問題」などでキャリアの変更も考えていたのですが、docomoいわくの「夏までの解消」を信じ、しばらく様子を見ることにしました。7月1日より新プラン「eximo(エクシモ)」「irumo(イルモ)」を提供開始したdocomo。500万契約を突破し一気に定着したahamoに続くサービスとなり、契約数を伸ばすことは出来るのか、「つながらない問題」の決着とともに注目しています。