ここ数日、夏の疲れからか睡眠の質が低下し、日中激しい睡魔に襲われています。これまで眠気覚ましのカフェイン摂取はコーヒー一択だったのですが、今原稿に挑む私の傍らに鎮座しているのは「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖」(キリンHD、2503・P)です。

先月祖父宅に帰省した際に久しぶりに目にしたのが午後の紅茶おいしい無糖で、当初「午後の紅茶=甘い」との認識だった私は、急須の緑茶を好んでいた祖父と結び付きませんでした。祖父いわく、無糖なので暑い日にスッキリとして飲みやすく、知人宅で飲んで以来、自分で買って毎食後に飲んでいると教えてくれました。よく見ると濃茶派の父も食事に合わせて飲んでおり、それならば、と口にして驚き。紅茶葉の香りが品よく鼻を抜け、嫌な甘さや苦み、えぐみが無く飲み口はスッキリ。ペッドボトル紅茶はここまで進化していたのか、と祖父同様すっかり虜(とりこ)となりました。

ストレート・ミルク・レモンの3種からなる「おいしい無糖シリーズ」は2011年の発売から11年連続で過去最高販売数量を更新。今年3月には、ブランド初となる無糖ミルクティーの「午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティー」を発売し、発売初日で月間販売予定数量の約8割にあたる500万本を販売するなど人気を集めました。

12日には、健康意識の高まりにより、成長を続ける無糖飲料市場において年々拡大する香りを楽しむ無糖茶へのニーズに応えるべく、リニューアルしたおいしい無糖シリーズ。飲料最盛期である夏を終え、リニューアル商品は今後どれほどの寄与をするのか、続くホット商戦とともに注目しています。