ようやく朝晩が涼しくなり始めた今日このごろ。夏を大満喫した私の肌は例年にもれず紫外線によるダメージが蓄積。乾燥も重なり、しっかりと主張してくる目尻の小じわや、ほうれい線の対策として使っているのがマイクロニードルコスメです。

マイクロニードルコスメとは、美容成分を極微小の針(マイクロニードル)状に形成。塗布・貼付することで、肌に微細な穴を開け、その穴から美容成分を肌の奥まで届かせるという新しい形状のスキンアイテム。

私が愛用しているのは、気になるところにシートを貼って眠るだけの「デルマサージ ヒアロニスト マイクロパッチ」(コーセー、4922・P)。約1,300本の針状・純度100%ヒアルロン酸が肌角層深部までうるおいを届け、ハリと弾力のある肌に整えてくれるというもの。針といっても極微小のため貼る際にチクっとする程度で、就寝中に痛みを感じたり、剥がれたりすることもなく、翌朝貼った部分がふっくらと柔らかくなる感じが気に入っています。唯一1回分2枚入りで1,980円という価格がデイリー使いを阻むので、今後もう少し安価になることを期待しています。

先日も久光製薬がアルビオンとの提携により自社のマイクロニードル技術「HalDisc beaute」を応用したマイクロニードル化粧品を開発、販売しマイクロニードル技術の事業化を進めると発表。資生堂、ヤーマン、大正製薬と大手が続々と参入しているマイクロニードルコスメ市場は今後拡大するのか、同じくマイクロニードルを用いた「貼るワクチン」の実用化とともに、注目しています。