物流事業が絶好調!!
わずか1年で3倍超に拡大
すご腕個人投資家で“億り人”の井村俊哉氏が上場企業トップに斬り込む本企画。今回のお相手は霞ヶ関キャピタル(3498・G)河本幸士郎代表取締役社長。実は“初対面”ではない二人。“アグレッシブすぎる?” 今期業績予想とその根拠などについて井村氏が直球勝負で挑む。
井村 1年ちょっと前でしたっけ? 自分が企画運営していた動画で「霞ヶ関キャピタルがおもしろいよ」と取り上げたら、会社に呼ばれて。河本社長自ら「直接説明させてほしい」と。
河本 井村さんが作ったYouTube、ご理解ほとんどしていらっしゃる、大枠合ってるんですけど、もうちょっと… ここ実はこうなるんですよっていう。
井村 そういうモチベーションだったんですか。なるほど!! いやでも本当にここまでIR(投資家向け広報)に対しても貪欲にやる会社さんはなかなかないので、そこからもうずっと決算などは拝見させていただいてます。業績も示して、その結果、株価が取材時から、あれよあれよと3倍くらいに急騰していきました。自分は入るタイミングを逸しちゃったのですが…
河本 なるほど。
井村 そこは投資家として残念に思っているところですが、ただ、足元の株価はかなり調整してきていますし、次のチャンスっていうものがあればそれはつかみたいので、本日は根掘り葉掘りと聞かせていただきます!!
河本 よろしくお願いします。
井村 まずは今期の見込みについて。けっこうアグレッシブな数字に見えますが?
河本 売上高で前期比30%増、営業利益は40%増(※1)という数字は「これなら達成できるだろう」というもの。なぜなら「前期に仕込んだ用地」がある。これさえしっかりやれば十分に達成できる数字です。(※1 取材は1月18日、その後4月4日に売上高については57%増への上方修正を発表している)
井村 開示資料などにはプロジェクトのパイプラインを金額とともに載せていらっしゃいます。これを見ると特に物流のところの事業規模がものスゴイことになっている。計画・開発中の案件が前々期末116億円から前期末には372億円(※2)と急拡大しているし、ここから考えると皆さんどうですか?と、この予想が本当に高いと見えますか?みたいなことを今おっしゃっている、っていうことですね?
(※2 その後に更新された資料では2022年2月末605億円と、さらに大きく上積みされたことが確認されている)
河本 そういうことです。ただし、案件があっても、きちっと売却先や運用先を見つけられますか? 投資家さん並びに銀行さんがついてきますか? というところも重要です。そこで当社は昨年12月にロジフラッグ・デベロプメントという、開発ファンドに対してプロジェクトマネジメントを提供する子会社を作りました。
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競合ひしめく中で、霞ヶ関キャピタルの物流事業が“なぜ”これほど伸びているのか? 新規事業として掲げる「レジデンスファンド」が、まさに“目からウロコ”、画期的なビジネスモデルであること等々――河本社長と井村氏の90分におよぶ「超ロング対談」、この続きは「動画」でお楽しみいただけます。詳しくは「日本証券新聞公式youtube」をご覧ください。
【速報】
4月22日(金)13に河本社長がリアルイベントに登壇します!!
霞ヶ関キャピタルが4月22日(金)13時00分から東京証券会館(茅場町駅直結)で個人投資家向け会社説明会を行います。事前質問なども受け付けますので、こちらも詳細 は「日本証券新聞Digital版」をご覧ください。