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概況/米国市場2022年6月9日

6月8日の米国株式市場は反落。OECDが下方修正。インテルのCFOの発言で半導体関連も下落

6月8日の米国株式市場は反落。
経済協力開発機構(OECD)が今年の世界経済成長率を4.5%→3%に、来年は3.2%→2.8%に下方修正した。ウクライナ戦争の影響が要因。
そして、米国経済は今年3.7%→2.5%に、来年は2.4%→1.2%に下方修正した。
バンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースが売られ、バークシャーやホームデポが安い。
一方、ショッピファイとロブロックスは上昇。

ナスダックではインテルやAMDが売られた。インテルの最高財務責任者(CFO)が7日に「マクロ面は明らかに弱まっている」と発言し、「これは明らかに、我々に影響を及ぼすことになるだろう。半導体業界だけでなく世界中の企業、実質的に全員が影響を受けることになる」と述べたことが警戒された。

NYダウ工業平均は前日比269ドル(0.81%)安の32,910ドル。ナスダック総合指数は前日比88ポイント(0.73%)安の12,086。S&P500指数は前日比44ポイント(1.08%)安の4,115。
  
NYダウ採用銘柄はインテル、ゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスなどが売られ、キャタピラーやセールスフォース、ナイキなどが買われた。上昇は4銘柄、下落は26銘柄。

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