TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 前引けに比べて堅調。ホルムズ海峡への警戒で東電が高い
速報・市況2025年6月16日

☆[概況/後場寄り] 前引けに比べて堅調。ホルムズ海峡への警戒で東電が高い

12時42分時点の日経平均は381円高の3万8,215円、TOPIXは16ポイント高の2,772ポイント。
三井住友DSアセットマネジメントの解説によると、イスラエルのネタニヤフ政権は盤石ではなく、主な親イラン勢力(レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラなど)は弱体化しており、イスラエルもイランも交戦の長期化は望まないと考えられるという。
イランによるホルムズ海峡の封鎖はリスクだが、イランの原油収入にも影響が及ぶため、市場では現実化の恐れは小さいとの指摘も多くみられるとのこと。

後場の日経平均は前引けに比べて堅調。
アドバンテストが買われ、フジクラも前場に比べるとややしっかりとなった。
東京電力(9501)が上げ幅を拡大。
ホルムズ海峡は日本へのタンカーの8割が通るとされるため、封鎖された場合のリスクを考慮して、火力発電ではなく、原発再稼働への思惑が強まるという見方も託されたようだ。
オエノンが年初来高値。

業種別上昇率上位は鉄鋼、繊維、海運、非鉄、電力ガスで、下落は石油、精密、空運、医薬品。(W)

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