10時0分時点の日経平均は196円安の3万8,207円、TOPIXは13ポイント安の2,757ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は579、下落銘柄数は990。出来高は5億4,328万株、売買代金は1兆2,832億円。
日経平均は一時376円安の3万8,026円となったが、大台は割り込まず、下げ幅を縮めた。
イランがホルムズ海峡を封鎖するとイラン産石油の最大の買い手の中国に打撃を与えてしまうことからこれまで封鎖されたことはない。
しかし、米国に対抗する手段がそれしかない場合は可能性を否定できないと野村総研では述べ、前例がないために、それが実施された場合の原油市場の反応、世界経済・金融市場への影響については予想が難しく、それが大きな脅威でもあると解説した。
レーザーテックやディスコが売られ、フジクラも安い。
日本製鉄も下落。
一方、IHIや三井E&Sが買われた。
ユアテック(1934)は東海東京インテリジェンス・ラボが新規に「Outperform」と発表したことで上昇した。
業種別下落率上位は非鉄、電機、鉄鋼、化学、証券で、上昇率上位は鉱業、石油、機械、建設、精密。(W)