TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] カナダがデジタルサービス税撤回で米ドル安から円高となり、後場日経平均は上げ幅を縮めた
速報・市況2025年6月30日

☆[概況/大引け] カナダがデジタルサービス税撤回で米ドル安から円高となり、後場日経平均は上げ幅を縮めた

大引けの日経平均は336円高の4万487円、TOPIXは12ポイント高の2,852ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は893、下落銘柄数は654。出来高は20億7,615万株、売買代金は5兆6,107億円。
先週末の米国でナスダックとS&P500が最高値を更新したことを受け、週明けの日経平均は一時701円高の4万852円となった。
カナダ財務省は米テクノロジー企業を対象に30日から導入予定だったデジタルサービス税(DST)について、米国との貿易交渉を進めるために撤回したと発表した。
貿易交渉前進期待でドル安カナダドル高となり、ドル安の流れで円高となった。
円高を受け、後場の日経平均は上げ幅を縮めた。
ソフトバンクグループは野村証券が目標株価を引き上げた。
フジメディアはCM放送の再開の動きで買われた。
中国が日本産水産物再開でヨシムラフード(2884)が大幅高。
トランプ大統領が日本との自動車貿易に改めて不満を表明したため、ホンダやマツダが売られた。
川崎重工が反落した。

業種別上昇率上位は電力ガス、情報通信、鉱業、その他製品、紙パルプで、下落は輸送用機器、非鉄、電機、海運、空運。(W)

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