12月30日の米国株式市場は3日続落。
持ち高調整の売りが続いた。
テスラは5日続落。2025年の世界販売台数が24年比8.3％減の164万752台になりそうだと発表した。2年連続のマイナスとなる見通し。

今年の上昇率上位のサンディスクとウエスタン・デジタルは利食い売りで続落。

ビッグデータ解析のソフトウェアプラットフォームを提供する米国のパランティア・テクノロジーズは3日続落。
クラウドベースのeコマースプラットフォームを提供するショッピファイは続落。

メタ・プラットフォームズは反発した。シンガポールに本拠を置く人工知能(AI)スタートアップ、Manus(マヌス)を買収することで合意したと発表した。

インテルは直近安値から3日続伸。エヌビディアが12月26日にインテルの株式50億ドル(約7,850億円)相当の購入を完了したことを明らかにした。
9月に両社が発表した戦略的協力を具体化したもの。

ボーイングはF15戦闘機をイスラエル向けに86億ドルの契約を獲得したことで上昇した。トランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相の会談の後に発表された。

NYダウ工業平均は94ドル(0.20％)安の48,367ドル。ナスダック総合指数は前日比55ポイント(0.24％)安の23,419。S＆P500指数は前日比9ポイント(0.14％)安の6,896。

NYダウ構成銘柄はIBM、ゴールドマン・サックス、ウォルマートなどが売られ、ユナイテッドヘルスやシェブロン、ボーイングなどは買われた。上昇は9銘柄、下落は21銘柄。