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IPO2026年3月13日

【速報版】新規上場紹介 システムエグゼ 4月6日 スタンダード 独立系SIer、直接取引比率9割

システムエグゼ(548A)が4月6日、東証スタンダード市場に新規上場する。

システムの企画・立案開発、保守・運営を総合的に行う独立系SIer。1998年の創業以来培ってきた特定業種に特化した業務知識と開発力が強み。エンドユーザーとの直接取引(一次請け)にこだわり、売上高に占める直接取引比率は約9割を占める。

SI事業(システムインテグレーション事業)で培った業界知識や開発ノウハウを活用し、市場や顧客の課題解決につながる独自製品・サービスの開発・提供も行う。具体的には、テレワーク支援ツールのワークフローシステム「AppRemo」、特定業務支援に特化した「EXEX(エグゼクス)シリーズ」、特許取得の個人情報解析機能でテストデータを生成できる「テストエース」などを提供。「EXE-Cloud」をはじめとするクラウド関連サービスも複数有する。

また、ベトナムに子会社を持ち、各領域のオフショア開発や自社製品のベトナム国内販売などを行う。オフショア開発は独自の開発標準である「Borderledd OneTeam Development」を軸に実施。日本とベトナムの技術者の橋渡し役となるブリッジエンジニアが一丸となりプロジェクトを推進できる体制を構築している。

また、独立系SIerの強みを生かし、アライアンス強化にも取り組んでおり、ウイングアーク1st(4432・P)と資本・業務提携。クラウド領域では日本オラクルから実績が評価され、クラウド・ソリューションズ・プロバイダー認定を受けている。日本マイクロソフト、アマゾンウェブサービスジャパンからも各種表彰・認定を受けるなど、良好なパートナーシップを構築。これら4社とのアライアンスは新規顧客獲得にもつながっており、前2025年3月期の顧客獲得数は約30社と増加傾向にある。

前期の顧客業種別売り上げ構成比は不動産26.4%、製造16.4%、保険16%、サービスほか41%。売り上げ先上位は三井不動産グループ(全体売り上げの22.7%)。

サービス別売り上げ構成比は保守・運用32.8%、保守開発(既存システムの改修)19.9%、新規開発47.1%。ストック収入である保守・運用および保守開発が売り上げの過半を占める。

上場に伴う公募増資で調達した資金は、開発標準基盤の刷新(AI化)、AI新サービスの開発(障害自動検知や自動復旧、予防保守など運用自動化機能の研究・開発など)、先端技術の研究開発、ハイクラス人材の採用・育成に充てる方針。(Q)

概要

●事業内容=システムインテグレーションおよび自社開発ソフトウエアプロダクトの提供
●本社=東京都中央区日本橋室町3-4-4
●代表者=大場康次代表取締役 社長執行役員
●設立=1998年2月
●上場前資本金=4億7,500万円
●発行済み株式数=523万4,000株(上場時)
●筆頭株主=アセット310合同会社(上場前20.96%)
●公募株式数=新株発行3万4,000株、自己株式処分36万7,100株
●売出株式数=71万5,000株(ほかオーバーアロットメントで16万7,400株)
●仮条件=3月17日に決定
●ブックビル期間=3月19日~26日
●引受証券=みずほ(主幹事)、岩井コスモ、SMBC日興、岡三、三菱UFJモルガン・スタンレー、楽天

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2024.3 11.369 823 159.4 17.8
2025.3 11,605 646 99.87 14.1
2026.3(予) 12,219 763 112.23 34.0
※単位100万円、1株利益・配当は円

※速報版は最終的な校了前の紙面記事です。今後、修正等が入る場合があります。

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