前引けの日経平均は2,884円安の6万2,046円、TOPIXは111ポイント安の3,954ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は434、下落銘柄数は1,096。出来高は11億6,510万株、売買代金は4兆7,021億円。
キオクシアHDがストップ安になるなどAI半導体関連が投げ売りとなり、日経平均は5月22日以来の6万2,000円割れとなった。
27日の海外市場で、中国の政府系企業が液浸型DUV露光装置の製造を開始したと報じられ、オランダの液浸露光装置メーカーのASMLが下落した。
米国ではエヌビディアはオープンAI向け巨額資金保証が報じられ、AI業界の資金循環に対する懸念から売られた。
28日の東証ではキオクシアHDが一時ストップ安となり、アドバンテストや東京エレクトロン、村田製作所やディスコ、レーザーテック、イビデン、SUMCO、KOKUSAI ELECTRICが大幅安。
米国でFDA(食品医薬品局)諮問委員会の資料が公表され、カプリコール・セラピューティクスのデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)向け細胞治療薬「デラミオセル」の臨床試験データに疑義を示したため、27日のナスダック市場でカプリコール・セラピューティクスが急落した。
カプリコール・セラピューティクスは5月に米国内での販売契約解除を求め日本新薬を提訴したが、まだ関連があるという見方から日本新薬も大幅安となった。
一方、富士通(6702)は上昇。
米国でDウェイブ・クオンタムがAT&Tと量子コンピューティング技術の活用拡大で合意したと発表したことで買われたため、富士通も量子コンピューター関連として物色された。
業種別下落率上位は非鉄、電機、ガラス土石、機械、金属で、上昇率上位は空運、陸運、小売、サービス、食品。(W)
