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コラム2026年8月10日

【本日のマーケット】8月10日(月)

8月10(月)のマーケット                                                                   

8月7日のNYダウは反発し、S&P500は最高値を更新。7月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比2万3千人減と、市場予想の8万人増に反して減少した。FRBによる早期利上げ観測が後退し、金利が低下し、ハイテク株に買いが入った。スペースXは内部関係者が保有する9億1,150万株のロックアップが解除され、売却可能となったが、続伸となった。パランティア・テクノロジーズが反発。データセンター向け光トランシーバーのコヒレントが大幅高。光トランシーバは電気信号を光信号に変換し、再び電気信号に戻す。ソフトウェア開発のアトラシアンはクラウド売上が増加し好決算だったことで急騰した。一方、メモリーストレージ製品のサンディスクは5日に発表した7~9月期の売上見通しが、アナリスト予想に届かず3日続落。NYダウは前日比151ドル(0.28%)高の54,036ドル。NASDAQ総合指数は前日比342ポイント(1.30%)高の26,690、S&P500指数は前日比47ポイント(0.62%)高の7,757。

日経平均は反発。フジクラが大幅続伸となり、アドバンテストが反発。リクルートは業績予想の上方修正でストップ高。DICも上方修正と自社株買いの発表で、貴金属リサイクルの松田産業も業績予想の上方修正でストップ高。一方、三井金属は高周波基板用電解銅箔「VSP」の出荷見通し下方修正で急落。サイバーエージェントは通期業績予想を上方修正したがアナリスト予想に届かず大幅安。KDDIは楽天とのローミング契約終了で下落。

スタンダード市場では、ユニチカが大幅反発。サンコールはデータセンター向けコネクタ・アダプタの売上高が伸び、通期営業減益予想から増益予想に変更したためストップ高。ダイジェット工業も上方修正でストップ高。東洋合成は上方修正値がアナリスト予想に届かず売られた。

グロース市場では、GOが大幅続伸、QDレーザが大幅反発。フィーチャがストップ高。基礎化粧品のファブレスメーカーのWaqooは業績予想の上方修正と株主優待制度の新設(湘南美容クリニックの10%割引)でストップ高。データセクションとダイナミックマップは下落。

日足チャート上では、大陽線を示現。寄付きから徐々に上値を伸ばし、高値圏での大引けとなった。上値を抑えていた25日移動平均線(6万5857円)を一気に上抜き6万7000円台に乗せる場面も見られた。6万7000円台の値固めができるか注目される。

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注目記事 Pick up
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日経平均「PER拡張」から「EPS成長」へ
 日本証券新聞8月12日(水)紙面1面記事掲載

イベント消化し、好決算が水準訂正の原動力に

弱い雇用統計は「夏の風物詩」(第一ライフ資産運用経済研究所)なのだそうだ。前週末3日に発表された米雇用統計は、過去分の下方修正も含め、市場予想を大幅に下回ったが、実はこうした展開は3年連続のことで、背景には“季節修正の歪(ゆが)み”なども指摘されている(7日付本紙参照)。

そして、この弱い雇用統計を受けた2年前の8月5日には「令和のブラックマンデー」に発展した経緯がある。昨年8月4日も日経平均は1.24%安で一時2週ぶりの4万円割れとなったものだが、今年はむしろ、一時1,400.13円高となる3日ぶりの急反発。6月25日最高値からの押し幅半値戻し(6万6,910.27円、終値ベース)に達してきた。警戒されていた早期利上げ懸念の後退を促すと前向きに捉えられたためだ。

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今日の市況概況
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8月10日(月)☆[概況/大引け]

TOPIXは最高値更新ならず

大引けの日経平均は1,363円高の6万6,970円、TOPIXは25ポイント高の4,100ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は916、下落銘柄数は603。出来高は25億4,848万株、売買代金は9兆1,904億円。
日経平均は反発。
先週末の米国で雇用統計が減少したため利上げ観測後退し、S&P500は最高値を更新した。
週明けの日経平均は反発して始まったが、7月30日と31日に開催された日銀金融政策決定会合における「主な意見」が公表されたことを受けて、上げ幅を拡大した。
なお、TOPIXは7月6日付けた終値での最高値(4,101.96)を一時上回ったが、終値では抜けなかった。

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