TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 政府が全面解除を諮問で全面高となったが、20,700円の水準では上値抑制
速報・市況2020年5月25日

☆[概況/前引け] 政府が全面解除を諮問で全面高となったが、20,700円の水準では上値抑制

前引けの日経平均は20,682.78円の294.62円高、TOPIXは1,496.32ポイントの18.52ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,717、値下がり銘柄数は363。出来高は5億507万株、売買代金は8,507億円。
政府が首都圏と北海道も緊急事態宣言を解除する方針を諮問委員会に提示したことで、日経平均は反発したが、20,700円の水準では上値が抑制された。
通気性の良いマスクを夏に発売するファーストリテイリングが買われ、旅客需要への期待で日本航空とANAや旅行会社のHISが人気を博し、スポーツ再開期待からアシックスも高い。その他、経済活動再開期待で人材サービスのリクルートも物色された。
その他、テレワークによるオフィス需要と不況によるテナントや高額マンションへの悪影響が懸念されていた三菱地所を始めとする不動産株も反発した。
エレコム(6750)は政府が全国の小中学校の生徒1人につき1台の学習端末を整備するGIGAスクルール構想で恩恵を受けるという期待から上場来高値を更新した。
一方、ソフトバンクグループは伸び悩み、新型コロナ治療薬の富士フイルムは続落となった。
住友ベークライトが軟調となっている。
業種別上昇率上位は空運、不動産、鉄鋼、海運、鉱業で、下落業種はなし。

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