9月2日の米国株式市場でNYダウは続伸。ADP8月全米雇用報告で民間部門雇用者数の伸びが42万8千人と市場予想の95万人を大きく下回ったが、追加経済対策を巡る協議進展期待やワクチン開発への期待から買いが優勢となり、NYダウは2万9,000ドル台を約6カ月半ぶりに回復し、最高値(29,551.42ドル)に近づいた。
ナスダックは4日続伸となり、初めて1万2,000ポイントに乗せた。半導体関連のエヌビディアとラムリサーチやグーグル運営会社のアルファベットなどが買われた。
NYダウ工業平均は前日比454.84ドル高(1.59%高)の29,100.50ドル。ナスダック総合指数は前日比116.78ポイント高(0.98%高)の12,056.45。S&P500指数は前日比54.19ポイント高(1.54%高)の3,580.84。
NYダウ採用銘柄はコカコーラやダウ、IBMなどが買われ、アップルとセールスフォースは利食い売りで反落した。指数を構成する30銘柄中、上昇は28銘柄、下落は2銘柄。