TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 続伸。退院したトランプが選挙戦で巻き返すという見方がある一方で、バイデンをインフラ投資拡大や追加経済対策の大規模化で評価する見方も
速報・市況2020年10月6日

☆[概況/大引け] 続伸。退院したトランプが選挙戦で巻き返すという見方がある一方で、バイデンをインフラ投資拡大や追加経済対策の大規模化で評価する見方も

大引けの日経平均は23,433.73円の121.59円高、TOPIXは1,645.75ポイントの8.50ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,152、値下がり銘柄数は923。出来高は9億8,971億円、売買代金は1兆9,941億円。
トランプ大統領の退院を受けて、日経平均は続伸。
トランプが選挙戦で巻き返すという見方がある一方で、法人税増税で株安要因と見られてきたバイデン大統領が、実はインフラ投資拡大や追加経済対策の大規模化をもたらすという評価も出てきている。
米国では大統領と上下両院を民主党が制すると、追加経済対策が拡大されるという思惑から米国金利が上昇したため、東京市場では第一生命など保険株が買われた。
また、バイデン氏は親中派と見られているため、建機のキャタピラーが買われた流れを引き継ぎ、コマツ(6301)も高い。
ソフトバンクグループが7日続伸となり、チェンジは子会社のトラストバンクがトヨタファイナンスと地域活性化に向けたデジタル行政の取り組みで業務提携を締結したと発表したため急騰した。
半面、ダイキン工業は業績上方修正を発表したが、観測報道に近かったため、サプライズがないという見方で売られた。
NECはスイスの金融機関向けソフトウエアのアバロック社を買収すると発表したが、債務超過の企業であるため、当面の収益寄与は見込めないという観点から下落した。
業種別上昇率上位はゴム、保険、石油、非鉄、鉱業で、下落は不動産、ノンバンク、水産農林、空運、小売。

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