TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 野村証券では、足元の株高はまだグローバルに中央銀行の過剰流動性の力に依存していると指摘
速報・市況2020年11月26日

☆[概況/後場寄り] 野村証券では、足元の株高はまだグローバルに中央銀行の過剰流動性の力に依存していると指摘

12時44分時点の日経平均は26,430.72円の133.86円高、TOPIXは1,773.58ポイントの5.91ポイント高。
野村証券では、足元の株高はまだグローバルに中央銀行の過剰流動性の力に依存しており、その結果生じる為替でのドル安リスクから逃れられないと指摘。
そして、より現実的なシナリオは、米国で景気回復ペースが早まってバリュー株が再評価される地合いになり、伴って日本株への物色意欲が強まることだという。
さらに最も望ましいルートとして、日本の構造改革が評価されることも考え得ると解説している。2003~04年は小泉首相・竹中金融担当相の下で進めた金融再編・不良債権処理が評価され海外勢の日本株買いが膨らみ、円高局面にもかかわらず日本株は他国株をアウトパフォームした。
今回コロナ禍において日本株内でこれまで最もアンダーパフォームしているのは金融・不動産株のため、それらに見直し買いが入ることが日本株アウトパフォームのシナリオとしては最も分かり易いと説いている。
後場の日経平均は前引けに比べてやや上げ幅を縮めた。
古河電工が買われ、オリンパスが高い。ジーンズメイト(7448)は「鬼滅の刃」関連として再び物色されている。バンダイナムコも「鬼滅の刃」関連として注目した岩井コスモ証券が投資判断を新規に「A」と発表したことで上昇している。
一方、ファーストリテイリングが売られ、ホンダが安く、日本板硝子が値下がりとなっている。
業種別上昇率上位はその他製品、精密、情報通信、サービス、鉱業で、下落率上位は空運、保険、ゴム、証券、電力ガス。

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