9月7日の米国株式市場でNYダウは続落。
ボーイングは787型機(ドリームライナー)の納入が少なくとも10月下旬まで停止したままの公算が大きいと報じられ、下落した。
アムジェンはモルガン・スタンレーが投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」に引き下げたことで売られた。
一方、ウォルト・ディズニーは傘下のマーベル映画で初めてアジア系スーパーヒーローを主人公とした「シャン・チー テン・リングスの伝説」が、米国のレイバーデーの祝日を含む連休に公開された映画の興行収入で過去最高を記録したことで買われた。
アップルは9月14日に製品発表イベントを開催するため、新型iPhoneの発表が期待されたことで買われた。
ナスダックは4日続伸。
テスラはドイツのベルリン近郊にバッテリー工場を建設するが、ドイツ政府が補助金約10億ユーロ(約1,300億円)を計画していると報じられ、上昇した。
NYダウ工業平均は前日比269ドル(0.76%)安の35,100ドル。ナスダック総合指数は前日比10ポイント(0.07%)高の15,374。S&P500指数は前日比15ポイント(0.34%)安の4,520。
NYダウ採用銘柄は3M、ハネウェル、アムジェンなどが売られ、ディズニーやアップル、ビザは買われた。上昇は5銘柄、下落は25銘柄。