12月29日の米国株式市場でNYダウは6日続伸で、11月8日に付けた最高値を更新した。S&P500も最高値を更新。
オミクロン変異株は感染力が強いが、重症化リスクはデルタ株に比べて低いため、パンデミックが終焉する始まりという見方が出ている。
これを受け、ディスカウントストアのターゲットやスポーツ用品のナイキ、ファッションブランドのヴィクトリアズ・シークレットなど消費関連が買われた。
一方、ナスダックは小幅続落となり、半導体関連のAMDが続落となった。
バイオジェンは買収についてサムスングループに打診したと韓国で報じられたことで、急伸した。
NYダウ工業平均は前日比90ドル(0.25%)高の36,488ドル。ナスダック総合指数は前日比15ポイント(0.10%)安の15,766。S&P500指数は前日比6ポイント(0.14%)高の4,793。
NYダウ採用銘柄はウォルグリーンやナイキ、ホームデポなどが買われ、ボーイングやベライゾン、シェブロンなどが売られた。上昇は21銘柄、下落は9銘柄。