TOP  NSJアップデート  IPO  新規上場紹介 エムケイシステム(3910) 3月17日、JASDAQ。社会保険など支援ソフト提供
IPO2015年2月26日

新規上場紹介 エムケイシステム(3910) 3月17日、JASDAQ。社会保険など支援ソフト提供

※→IPOカレンダー2015/→新規上場紹介/→ブックビル大作戦/→IPO診断/→IPO社長会見

社会保険、労働保険などに関する業務支援ソフトウエアを提供するエムケイシステム(3910)が17日、JASDAQに新規上場する。

同社は、東芝情報機器の営業マンだった三宅登社長が3年半程度の独立準備期間を経て、1989年2月に設立。当初、商工業者団体向けシステムを販売していたが、約650団体に対する納入実績が350件に達し、シェア5割を超えてきたため、新たな成長分野を求め、ウィンドウズアプリなどの開発や、社会保険労務士(社労士)事務所向けなど販売先開拓を進め、順調に業容を拡大してきた。

現在、約40万社のデータをデータセンターで管理している。退職者を除く現役従業員で約440万人。被扶養者を含めると1,000万人規模になる。

社労士事務所向けがメーンターゲットだが、昨年6月には、一般大手企業向けASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)サービスにも本格参入。企業が1人でも従業員を雇うと、ハローワーク、健康保険組合、社会保険事務所関係のさまざまな手続きが発生する。そのために必要なソフトウエアをクラウドで提供するものだ。

一般企業では、既に27社がカンパニーエディションを導入済み。このうち上場企業は、今回の上場で主幹事となった岡三証券グループのほか、富士フイルム、東亜建設、電通の計4社に上るもよう。足元の収益は順調に伸びているが、今後、年率30―40%成長をたどっていくには、この一般企業向け急拡大が起爆剤になると想定されている。

今年10月からはマイナンバー(社会保障・税番号制度)が付番、通知されるが、企業を通じてデータ管理する440万人向けに、マイナンバー管理システムもリリースする見通しだ。(A)

概 要
事業内容社会保険、労働保険などに関する業務支援ソフトウエアの提供
本社大阪府大阪市北区中崎西 2-4-12
代表者三宅登
設立1989年2月
上場前資本金5,000万円
発行済株式数(上場時)50万8,800株
筆頭株主三宅登(上場前 47.26%)
公募株式数80,000株
売出株式数60,000株(オーバーアロットメント 21,000株)
初値15,120円(4.3倍、18日)
公開価格3,500円(3/6)
ブックビル仮条件3,300~3,500円 (2/26)
ブックビル期間2月27日~3月5日
引受証券岡三(主幹事)、大和、SBI、岩井コスモ、SMBCフレンド、エース、エイチ・エス、むさし

業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2013/3559百万円118百万円282.71円-円
2014/3674百万円177百万円300.62円-円
2015/3(予想)756百万円193百万円299.19円50円

[本紙2月27日2面]

関連記事