4月29日の欧米市場は波乱の展開をみせた。今回のFOMCの結果は予想の範囲内として冷静に受け止められたが、欧州の債券・株式市場の大幅安に米国市場も引きずられた。独10年債利回りは0.29%に上昇。0.05%弱の過去最低水準からは約0.25%、暴落に近い。独DAX指数は3.21%の急落。周辺国の国債利回りも軒並み上昇。米10年債利回りは一時2.07%まで上昇した。
きっかけは、「新債券王」の異名をとる著名投資家ジェフリー・ガンドラック氏が4月28日にブルームバーグとのインタビューで、「2年物ドイツ国債で100倍のレバレッジをかければリターンは20%だ」と述べて、独国債の空売りの可能性について発言したことという。欧州の債券も独株もこのところバブル的な雰囲気があった。また、独4月消費者物価指数が2カ月連続で前年比プラスになったことで、ECBが行っている量的緩和の16年9月末終了や、それより前のタイミングでの減額あるいは打ち切りの思惑も浮上しかねない。特に独連銀は量的緩和の早期打ち切りを促すメッセージの発信を強化する可能性が指摘されており、ユーロ圏は危うさを秘めている。(T)
きっかけは、「新債券王」の異名をとる著名投資家ジェフリー・ガンドラック氏が4月28日にブルームバーグとのインタビューで、「2年物ドイツ国債で100倍のレバレッジをかければリターンは20%だ」と述べて、独国債の空売りの可能性について発言したことという。欧州の債券も独株もこのところバブル的な雰囲気があった。また、独4月消費者物価指数が2カ月連続で前年比プラスになったことで、ECBが行っている量的緩和の16年9月末終了や、それより前のタイミングでの減額あるいは打ち切りの思惑も浮上しかねない。特に独連銀は量的緩和の早期打ち切りを促すメッセージの発信を強化する可能性が指摘されており、ユーロ圏は危うさを秘めている。(T)
