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IPO2015年6月29日

☆新規上場紹介 アイリッジ(3917) 7月16日、マザーズ。企業の“O2O”を支援 「プッシュ通知」「位置情報連動」に特徴

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アイリッジ(3917)が7月16日、マザーズに新規上場する。

同社は企業のO2O(オンラインからオフラインへの送客)支援を手掛ける。主力は「popinfo」で、企業の集客・販促に必要な情報配信機能をベースに、ユーザー管理機能、ポイントやクーポンなど特典付与機能まで備える。

最大の特徴は2つあり、1つは「プッシュ通知」であること。待受画面に直接メッセージが送れる仕組みのことで、開封率1%とも言われるメールマガジンに代わるO2Oツールとして企業から注目を集めている。

2つ目は「位置情報連動型」であること。企業は「popinfo」を一般ユーザー向けに提供するアプリに組み込むことで位置情報を取得。これを受診する端末を数種類使い分けることで「情報配信エリアの詳細指定」までを可能にした。

例えば、最寄り駅で降りたユーザーには広域電波を発するGPS(衛星利用測位システム)端末を使ってユーザーの端末向けにクーポンを配布し、店舗への誘導を試みる。そして店舗に入りユーザーが特定コーナーに近づいた際には、数cm単位の近距離電波を発するビーコンで目の前の商品の情報を配信する、といった具合。ユーザー側も必要な情報をタイムリーに受け取ることができるとのメリットがある。

「popinfo」はショッピングなど商業施設だけでなく、金融機関や交通機関、エンターテインメントなど幅広い業種で活用されるほか、観光情報や災害・遅延情報、株・為替マーケット情報などと用途も多種多様。既にファーストリテイリング(9983)東急(9005)三菱東京UFJ銀行(8306)など大手が活用しており、現在は300のアプリに導入済み。ユーザー数は2,150万人を超える。日本語、英語、中国語の3カ国語に対応して、中国とシンガポールでの導入実績もある。会社側は「今後は東南アジア展開を見据えて、言語の拡大を予定」としている。(Y)

概 要
事業内容スマートフォンをプラットフォームとしたO2Oソリューション「popinfo」の提供、集客・販促向け企画提案・運用など
本社東京都千代田区紀尾井町 4-13
代表者小田健太郎
設立2008年8月
上場前資本金1億9,162万円
発行済株式数(上場時)269万5,000株(上場時)
筆頭株主小田健太郎(上場前47.85%)
公募株式数250,000株
売出株式数80,000株(オーバアロットメント 49,500株)
初値6,350円(5.3倍、21日)
公開価格1,200円(7/7)
ブックビル仮条件1,150~1,200円 (6/29)
ブックビル期間6月30日~7月6日
引受証券野村(主幹事)、みずほ、大和、SBI、エース、マネックス、岩井コスモ、極東、東海東京

業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2013/7257百万円21百万円11.15円-円
2014/7478百万円27百万円7.40円-円
2015/7(予想)733百万円105百万円28.13円-円

[本紙6月30日付2面]

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