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IPO2015年11月5日

☆新規上場紹介 インベスターズクラウド(1435) 12月3日、東証マザーズ。クラウドで完結「在庫を持たない」不動産業者

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インベスターズクラウド(1435)が12月3日、東証マザーズに新規上場する。

業界に先駆けてITを取り入れた同社。自社開発したアパート経営プラットフォーム「TATERU(タテル)」の運営が主力事業。TATERUの機能は主に3つあり、最も特徴的なのが、全国の不動産会社など土地所有者と、アパート経営を希望するオーナーとを結ぶ「マッチング」機能だ。

独自に土地の流通プラットフォームを作り、これを無料で利用可能とした。一般的な土地売買での仲介役であるデベロッパーを排除して直接売買を可能としたことで、価格低減や各種コスト削除を実現。加えて、広告に対する反響などを分析するアドテクノロジーを駆使した結果、無作為な営業電話などを行うことなく、月間800件以上もユーザーからコンタクトを受けるなど、不動産会社の事業効率性とマッチング率をも格段に高めた。

2つ目の機能は「企画・施工」。TATERUでは過去の建築事例が閲覧可能で、アパート経営希望者はあらかじめ好みの建物を探したり、具体的なイメージを持つことができる。さらに、デザイン決定後には建築確認申請などの必要手続きがすべてTATERU上で行える。

ちなみに同社は「世界中にカッコいい空間を」とのスローガンの下、1棟として同じデザインを作らないことを基本方針とするなど、物件のデザイン性の高さにも強いこだわりを持つ。結果、年間平均入居率98%以上を維持し、オーナー側の満足度も高位に保っている。ちなみに2006年の創業以降、年間施工数は対前年比で30-50%増との急拡大が続いている。

3つ目は「賃貸管理」機能。TATERUはアパートを購入したオーナーに代わり、賃貸借契約の締結から家賃回収、アパートの清掃や修繕などの管理業務を請け負う。「家賃を受け取るだけ」との手軽さが支持されて、TATERUの管理室数は9月末時点で8,000に上る。

概 要
事業内容土地情報の提供、デザインアパートの企画、施工、賃貸管理
本社東京都港区南青山 2-27-25
代表者古木大咲
設立2006年1月
上場前資本金1億円
発行済株式数(上場時)748万1,600株(上場時)
筆頭株主古木大咲(上場前 67.23%)
公募株式数420,000株
売出株式数670,000株(オーバアロットメント 163,500株)
初値3,615円(1.9倍)
公開価格1,870円(11/24)
ブックビル仮条件1,730~1,870円(11/12)
ブックビル期間11月16日~11月20日
引受証券SBI(主幹事)、みずほ、大和、岩井コスモ、SMBCフレンド、エース、藍澤、水戸
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2013/1213,862百万円898百万円76.19円4円
2014/1214,614百万円941百万円78.72円14.13円
2015/12(予想)19,975百万円1,429百万円116.91円15円

[本紙11月6日付2面]

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