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IPO2016年11月25日

☆【承認取消】新規上場紹介 ZMP ロボット開発向け機材と技術を提供

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東証は12月8日、承認取消しを発表した。

ZMP(7316)が12月19日、マザーズに新規上場する。

車など自動運転技術開発プラットフォームのパイオニア企業。開発用の機材と、センシング(認知)や制御(判断・操作)などの関連技術を提供して、ハードとソフトの両面から開発を支える。

2001年1月に人間共生型ロボットを開発する世界初のベンチャー企業として創業すると、7月には研究開発用の人型二足歩行ロボットの販売を開始した。そして2009年からは自動運転車の開発向けにRoboCar(ロボカー)の販売を開始。乗用車の10分の1サイズのミニカーや1人乗りタイプ、トヨタ(7203)のプリウスをベースにしたハイブリッド車などまでを取りそろえることで、段階を踏みながら最先端技術の開発を進められる仕組みを提供する。

同社では車の完全自動走行システムをゴールに定めており、例えば、ディー・エヌ・エー(2432)とは完全無人のロボットタクシーの実現を目指す。その一方で、今年8月には使用時の負荷を軽減させた上に、作業員の後に続く「カルガモ機能」を備えた台車型ロボット「CarriRo(キャリロ)」を製品化し、販売を開始した。

領域は車にとどまらない。昨年8月にはソニー(6758)子会社と、自立型無人航空機を用いた産業用ソリューションの開発・提供を目指す専門会社を立ち上げている。

概 要
事業内容自律移動ロボットテクノロジー事業
本社東京都文京区小石川5-41-10
代表者谷口恒
設立2001年1月30日
上場前資本金5億4,579万円
発行済株式数(上場時)41,163,000株(当初42,297,000株) (上場時)
筆頭株主谷口恒(上場前22.56%)
公募株式数2,371,000株(当初3,505,000株)
売出株式数6,282,500株(当初6,607,000株)
(オーバーアロットメント1,298,000株(当初1,516,000株))
初値
公開価格(12/9)
ブックビル仮条件760~1,040円 (11/29)
ブックビル期間11月30日〜12月8日
引受証券SMBC日興(主幹事)、大和、JPモルガン、みずほ、SBI、マネックス、いちよし、岡三、東海東京、SMBCフレンド、岩井コスモ、東洋、極東、エース、エイチ・エス

業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2014/12639百万円92百万円 8.34円ー円
2015/12709百万円-58百万円-3.51円ー円
2016/12(予想)976百万円-183百万円-8.06円ー円

[本紙11月28日付2面]

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