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コラム2018年9月21日

☆竹中三佳の株Catch one’s eye Part.247 時代はTVからインターネット動画配信へ

朝晩だいぶ涼しくなり、過ごしやすくなった秋の夜長。以前は読書が恒例でしたが、最近はインターネット通信を通じて動画を配信する動画配信サービスにはまってしまい、夜な夜な満喫しています。私はamazonのprime videoサービスを利用しているのですが、洋画邦画はもちろん、オリジナル動画も充実。何より通信環境や画質の向上から、スマホでストレスなく手軽に観ることが出来るので、移動時間や待ち時間など、少しでも空き時間ができると動画を楽しんでいます。

友人の間で動画配信の話が出ると、「Netflix」派、「Hulu」派など利用サービスごとの派閥に分かれ、それぞれの長所を語り、勧誘しあうということもしばしば。老若男女問わず、サービスの拡大とともにここ数年で確実に動画配信が浸透してきているのだな、と実感します。

かくいうprime video派の私も、最近、日本テレビドラマのスピンオフ作品や、引退した安室奈美恵さんのライブ映像、そして大好きな「X-MEN」などのMarvel作品などを多く配信しているHuluに心を奪われつつあり、月額1,007円ならばこちらも加入しようかなと、まずは2週間、無料トライアルに申し込みました。

2022年の動画配信市場は17年比1.4倍、定額制動画配信(SVOD)サービスが市場の約8割を占めると予想(GEM Partners)されるなど、今後ますます市場の拡大が見込まれる動画配信サービス。AmazonやNetflixといった強大なグローバル企業が参入しシェアを伸ばす中で、現在シェアトップ3の国内サービスdTV、Hulu、U-NEXTはこのままシェアを占有し続けられるのか、各社のサービス展開とともに注目しています。

【編集記者のコメント】
NTTドコモ(9437)のdTV、日本テレビホールディングス(9404)のHulu、USEN-NEXT HOLDINGS(9418)のU-NEXT、いずれも直近決算では好調な推移を維持しています。特にU-NEXTは今年6月末時点のユーザー数が、ここ半年で約13万人増加。1~6月期は前年同期比約1.3倍の増収となりました。6月には米CBSとのライセンス契約締結により、米国人気作品を見放題で順次配信することが可能に。引き続き成長が期待されます。

竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

[本紙9月25日付14面]

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