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IPO2018年11月21日

☆新規上場紹介 グッドライフカンパニー 12月17日 JASDAQ 投資用マンションの企画・販売など

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グッドライフカンパニー(2970)が12月17日、JASDAQ市場に新規上場(IPO)する。

不動産マネジメント事業を行っている。不動産投資家に対して、主に投資用新築一棟賃貸マンションの用地仕入、企画、設計、施工(監理)、賃貸仲介、賃貸管理、売却までのワンストップサービスを提供している。

グループの売上高は、アセットマネジメント事業とプロパティマネジメント事業で構成される。

アセットマネジメント事業は、賃貸マンションの取得までをサポートする「資産形成コンサルティングサービス」が中心。主に福岡市内、熊本市内を中心に用地仕入、企画、設計、建築を行い、自社賃貸マンションブランド「LIBTH」として、RCマンション(ハイクラス)、中規模RCマンション(ミドルクラス)、木造アパート(アパートタイプ)の3つの商品ラインアップを販売している。

賃貸マンションの販売方法は、用地を保有していないオーナーに対しては、同社が仕入れた用地を先行して販売し、同社が企画、設計、施工、監理を行い、オーナーが建主として建築するケースが一つ。また、同社が建主として賃貸マンションを建築し、完成後に販売(建売)する場合がある。

2018年12月期の第3四半期累計(1~9月)では、前期からの開発案件を含む12物件がしゅん工(自社施工3件、建売2件)。積極的な用地取得と自社ホームページを活用したインバウンドマーケティング戦略による顧客層の拡大に注力したことで、同社開発による新規設計契約9件(うち土地売り上げを伴うもの8件)を受注した。第4四半期(10~12月)には、しゅん工予定案件に伴う監理売り上げ1件、新規設計契約3件および用地販売に伴う土地売り上げ2件を見込んでいる(11月12日の時点ですべて契約済み)。開発案件数の増加に加え、単価が高い建売販売案件が寄与する。賃貸マンション取得後の不動産売却をサポートする「売買コンサルティングサービス」を含むアセットマネジメント事業の通期の売上高が25億7,300万円(前期比18.1%増)を見込んでいる。

一方、プロパティマネジメント事業は、自社ブランドの賃貸仲介店舗「LIB STORE」を通じた入居者募集などの賃貸仲介サービス、賃貸マンションの賃貸管理サービス、および子会社の安心入居サービスによる家賃滞納保証業務を行っている。今期の第3四半期累計では、12物件のしゅん工に伴い、管理戸数は158戸増加した(合計2,606戸に)。管理戸数は増加したものの、震災の影響により損壊した建物についての補修件数が前期より減少したことから、プロパティマネジメント事業の通期の売上高は3億7,000万円(前期比7.4%減)を見込んでいる。

概 要
事業内容投資用新築一棟賃貸マンションの用地仕入・企画設計・施工・監理・賃貸仲介・賃貸管理など
本社福岡市博多区博多駅南1―2―15
代表者高村隼人
設立2008年6月
上場前資本金1億円
発行済株式数1,350,000株(上場時)
筆頭株主高村隼人(上場前87.98%)
公募株式数250,000株
売出株式数150,000株(このほかオーバーアロットメントで60,000株)
初値1,951円(21.9%高)
公開価格1,600円(12月6日)
ブックビル仮条件1,550円~1,600円(11月27日)
ブックビル期間11月29日~12月5日
引受証券みずほ(主幹事)、野村、SBI、岡三、エース、西日本シティTT、FFG
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2016/122,363百万円333百万円215.70円
2017/122,578百万円376百万円231.19円
2018/12(予想)2,944百万円525百万円330.40円

[本紙11月22日付2面]

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