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速報・市況速報・市況2019年4月2日

☆[概況/前引け] 伸び悩み 内需株が安い

前引けの日経平均は21,574.83円の65.80円高、TOPIXは1,616.18ポイントの0.37ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は907、値下がり銘柄数は1,137。出来高は6億6,308万株、売買代金は1兆1,100億円。
米国株3日続伸を受けて日経平均は高寄りしたが、寄り付きが高値となり、その後、伸び悩んだ。期初に利益確保をしておきたいという動きが優勢のようだ。
アマゾンがAWS向けにDRAMを供給している韓国サムスン電子に対して、DRAMのリコールを要請したと報じられため、検査装置の需要が増えるという見方からアドバンテスト(6857)などが買われ、DRAMの作り直し期待でシリコンウエハーのSUMCOも高い。
また、米国で中国関連の資本財メーカーが買われた流れを引き継ぎ、ファナック(6954)と安川電機(6506)が高く、東邦亜鉛(5707)などの非鉄株も上昇した。
一方、ソフトバンクグループ(9984)は売られ、米国でリフト社が上場2日目に公開価格を割り込んだことから、含み益の減少が警戒され楽天(4755)も安い。
その他、東京電力(9501)や三菱地所(8802)、トナミ(9070)など内需株が売られた。
自転車専門店のあさひ(3333)は決算が計画未達となったことで大幅安となった。
業種別上昇率上位は非鉄、機械、銀行、鉱業、海運で、下落率上位は不動産、電力ガス、水産農林、陸運、情報通信。

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