TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] ワクチンへの期待でNYダウ先物が買われ、日経平均反発。ファナックやSMCが買われ、スズキが高い。デジタル通貨の話題で地銀とグローリーは下落
速報・市況2020年7月15日

☆[概況/前引け] ワクチンへの期待でNYダウ先物が買われ、日経平均反発。ファナックやSMCが買われ、スズキが高い。デジタル通貨の話題で地銀とグローリーは下落

前引けの日経平均は22,912.24円の325.23円高、TOPIXは1,585.55ポイントの20.40ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,598、値下がり銘柄数は482。出来高は6億1,598万株、売買代金は1兆763億円。
米国立衛生研究所と共同で新型コロナウイルス対策ワクチンの開発を進めているモデルナ社が第1相臨床試験で、被験者全員に免疫反応を確認したと発表したことで、時間外取引のNYダウ先物が上昇し、日経平均も反発した。
ファナックが買われ、SMCは上場来高値を更新した。
米グーグルがインドの企業やインターネット関連のインフラ整備に今後5~7年で約100億ドル(約1兆円)を投資すると表明した。インドの経済水準が高まることが期待され、スズキ(7269)が高い。
ショッピングセンターのイズミは上期の営業利益予想を13.0%増益と提示しストップ高となった。
サイバーリンクスは総務省と経済産業省から「電子委任状取扱業務」の認定を取得したことで注目された。
半面、レーザーテックは利食い売りに押された続落となった。
政府が中央銀行のデジタル通貨(CBDC)の検討を公式に掲げることが分かったと報じられた。デジタル通貨関連のIIJの株価は反応薄だったが、紙幣貨幣処理機のグローリーは売られ、銀行預金もいらなくなるという見方から地銀株も安い。
業種別上昇率上位は鉄鋼、鉱業、機械、不動産、非鉄で、下落は銀行。

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