TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 今晩の米ISM製造業景況指数を警戒。半導体関連とサハリン2関連が下落。三菱重工と高島屋は高い
速報・市況2022年7月1日

☆[概況/前引け] 今晩の米ISM製造業景況指数を警戒。半導体関連とサハリン2関連が下落。三菱重工と高島屋は高い

前引けの日経平均は233円安の2万6,159円、TOPIXは13ポイント安の1,857ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は504、下落銘柄数は1,246。出来高は6億973万株、売買代金は1兆4,478億円。
米国で5月の個人支出はインフレ調整後ベースで、前月比0.4%減と今年初の減少となった。
今晩の米国で発表される6月のISM製造業景況指数は、市場予想で54.5(前月は56.1)と2020年7月以来の低水準となることが想定されており、景気後退が警戒されている。
日経平均は小反発で始まったが、ヘッジ売りで3日続落となっている。
レーザーテックと東京エレクトロンが売られ、ロシア政府による「サハリン2」の接収が警戒されているため、三菱商事と三井物産も安い。
ダイセキは業績下方修正で大幅安となった。
一方、三菱重工が買われ、高島屋は第1四半期が改善したため大幅高となった。
ブイキューブ(3681)は、タバース社の「めちゃバース」にビデオ通話・ライブ配信を提供したことで買われた。

業種別下落率上位は鉱業、ゴム、電力ガス、卸売、空運で、上昇率上位は石油、保険、銀行、水産農林、繊維。(W)

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