TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 伸び悩み。メガバンクと石油関連は高いが、ファーストリテイリングや半導体関連は安い
速報・市況2021年3月8日

☆[概況/前引け] 伸び悩み。メガバンクと石油関連は高いが、ファーストリテイリングや半導体関連は安い

前引けの日経平均は28,926.03円の61.71円高、TOPIXは1,904.86ポイントの8.68ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,340、値下がり銘柄数は741。出来高は8億767万株、売買代金は1兆4,660億円。
先週末の米国株反発を受けて、週明けの日経平均も反発したが、前引けにかけて伸び悩んだ。
金利上昇でメガバンクが買われ、武田薬品は米モデルナ社の新型コロナウイルスワクチンの製造販売を承認申請したことで高い。
イエメンの親イラン反政府武装組織フーシ派が、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの石油施設をドローンやミサイルで攻撃したため、国際帝石(1605)やENEOSなどの石油関連が買われた。
日本製鉄は高炉休止や1万人規模の合理化などを盛り込んだ経営計画を発表したことで物色された。
宮越HDは2030年に時価総額1兆円の投資会社を目指すと発表し急騰した。
一方、ファーストリテイリングやアドバンテストやレーザーテックなどの半導体関連が売られ、日本電産も安い。
業種別上昇率上位は鉱業、鉄鋼、石油、証券、保険で、下落率上位はその他製品、ゴム、電機、海運、機械。

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