TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 前引けにかけて上げ幅縮小。来週はETFの分配金捻出のため需給悪化の予想
速報・市況2020年7月3日

☆[概況/前引け] 前引けにかけて上げ幅縮小。来週はETFの分配金捻出のため需給悪化の予想

前引けの日経平均は22,220.33円の74.37円高、TOPIXは1,544.95ポイントの2.19ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は988、値下がり銘柄数は1,077。出来高は4億5,702万株、売買代金は8,106億円。
米国で6月の雇用統計が市場予想を上回ったため、日経平均は上昇して始まったが、前引けにかけて上げ幅を縮めた。
大和証券では、来週8日(水)と10日(金)は主なETFの分配金基準日となっており、分配金捻出のため、現物と先物の合計で7,000億円超の売りが発生すると推計している。
ソフトバンクグループと任天堂、東京エレクトロンが買われ、ガンホーが続伸。
クスリのアオキは決算が計画を大幅に超過したことで急騰した。
通信料金の「官製値下げ」で恩恵を受けるという期待から、MVNO(自社で回線を保有せず通信サービスを提供する事業者)のワイヤレスゲート(9419)が高い。
一方、日産自動車などの自動車株が小幅安となり、日本製紙や北越コーポといった紙パルプが安い。
業種別上昇率上位はその他製品、精密、情報通信、化学、機械で、下落率上位は空運、水産農林、紙パルプ、卸売、海運。

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