前引けの日経平均は45円高の2万8,920円、TOPIXは1ポイント高の1,950ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,102、値下がり銘柄数は948。出来高は4億1,011万株、売買代金は9,803億円。
日経平均は朝方116円安(2万8,758円)となったが、1ドル＝111円台の円安を下支えに小幅高に持ち直した。
NASDAQ最高値更新と株主総会で孫会長兼社長が「長期視点」を訴えたことでソフトバンクグループに買い戻しが入った。
エーザイはアルツハイマー病治療薬の「レカネマブ」が米食品医薬品局からの新薬承認審査を迅速に行う「ブレイクスルーセラピー」の指定を受けたことで買われた。
円安を受けて、ホンダやSUBARUが物色され、住友鉱山が高い。
海運株は小動きだったが、日本コンセプト(9386)は商船三井とMOLロジスティクス・タンクコンテナ会社を設立することで上昇した。
一方、レーザーテックは一服となり、アドバンテストが反落した。
日本航空とJR東日本、オリエンタルランドは続落。
業種別上昇率上位は鉱業、非鉄、鉄鋼、輸送用機器、情報通信で、下落率上位はノンバンク、不動産、空運、陸運、食品。(W)