TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 小幅高となった場面もあったが買いが続かず
速報・市況2019年7月10日

☆[概況/前引け] 小幅高となった場面もあったが買いが続かず

前引けの日経平均は21,529.38円の35.77円安、TOPIXは1,566.68ポイントの8.21ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は671、値下がり銘柄数は1,370。出来高は5億1,063万株、売買代金は8,320億円。
本日決算発表を迎えるETF(上場投資信託)の分配金捻出のための換金売りは、今日で終了するため、朝方の売り一巡後に日経平均は小幅高に持ち直したが、買いは続かず、再び小安くなった。
FRB議長の議会証言を前に手控えムードが続いている。
任天堂が売られ、楽天も安い。6月の機械受注が1千億円割れとなったため、ファナックやアマダなど設備投資関連が安い。竹内製作所は減益決算で急落した。
その他、王子HDや大阪製鉄、石原産業など素材産業も軟調だった。
一方、ファーストリテイリングが続伸となり、KDDIやNTT、日本通信が高く、吉野家(9861)は「超特盛」がヒットし、第1四半期で通期の営業利益計画に到達したため、大幅高となった。
業種別下落率上位は鉄鋼、紙パルプ、化学、海運、機械で、上昇は情報通信、鉱業、精密。

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