TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 時間外取引でNYダウ先物の上昇を好感。業種別上昇率上位は海運、鉄鋼、証券
速報・市況2020年7月6日

☆[概況/前引け] 時間外取引でNYダウ先物の上昇を好感。業種別上昇率上位は海運、鉄鋼、証券

前引けの日経平均は22,612.72円の306.24円高、TOPIXは1,570.89ポイントの18.56ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,798、値下がり銘柄数は303。出来高は4億7,473万株、売買代金は8,425億円。
先週末の米国市場は休場だったが、週明けの時間外取引でNYダウ先物が上昇したため、日経平均は上げ幅を拡大した。
世界の半導体工場はコロナ下でも高稼働と報じられたことや、米国の追加対策で7月末に終了する「失業給付」の代わりに「再雇用給付」が取り沙汰されていることが注目されている。
ソフトバンクグループと東京エレクトロンが5日続伸となり、ガンホーオンラインが3日続伸となっている。その他、サイバーエージェントも高い。
中国で6月自動車販売が4.5%増となったことで日産自動車が買われた。
商船三井などの海運株と日本製鉄を始めとした鉄鋼株も上昇。
自動車販売のネクステージは上期大幅減益となったが、緊急事態宣言が解除後の5月下旬以降は販売も回復傾向な上、在庫処分も終了し粗利益率が回復してきているので通期予想を据え置いたことを受けて、ストップ高となった。
リストラを発表したペッパーフード(3053)は8日ぶりに反発しストップ高。
一方、日本新薬が売られ、イーブックが安い。
業種別上昇率上位は海運、鉄鋼、証券、空運、繊維で、下落は鉱業。

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