前引けの日経平均は409円高の3万1,325円、TOPIXは20ポイント高の2,166ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,408、下落銘柄数は344。出来高は6億325万株、売買代金は1兆7,636億円。
米国で債務上限の引き上げ交渉が基本合意したため、債務不履行が回避されるとの見方で、日経平均は一時644円高の3万1,560円まで買われた。
買い一巡後は上げ幅を縮め、3万1,300円の水準となっている。
ソフトバンクグループや三菱UFJが買われ、三井物産や丸紅は野村証券による目標株価引き上げが好感された。
ドル収入の比率が高い海運会社にとって円安は追い風という見方から日本郵船や商船三井が高い。
新日本科学(2395)はジェフリーズによる投資判断引き上げで大幅高となった。
一方、レーザーテックやトヨタや任天堂、オリエンタルランドはもみ合いとなった。
そーせいグループは大和証券によるレーティング引き下げで安い。

業種別上昇率上位は海運、卸売、鉱業、銀行、保険で、下落は電力ガス。（W）